出版社内容情報
マンションのベランダから転落死した男の身元を調べると、総理大臣・安達の秘書だということが判明。十津川警部が捜査を開始すると、安達首相暗殺計画の情報がもたらされ・・・。
内容説明
マンションのベランダから男が転落して死亡した。彼の身元を調べると、総理大臣・安達の個人秘書だということが判明する。マンションには謎めいたスケジュール表が貼られ、不吉な文字―「警戒」「抗争」「共謀」「ジ・エンド」―が書き込まれていた。十津川警部が捜査を開始すると、小早川と名乗る男から、安達首相の暗殺計画が進行しているとの情報がもたらされる。そして、第2の殺人事件が発生。被害者はまたも政治家の秘書だった…。捜査を妨害する謎の圧力。十津川警部は、手掛かりをもとに伊豆・天城峠に向かい、決死の捜査を遂行する!最新長編ミステリ。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
9
総理の秘書が殺された。外交問題もからむ十津川さんどうする。2011/03/10
syuji
3
天城峠に行ってみたい!2019/08/04
syuji
2
天城峠に行ってみたい!2019/08/04
たかひー
2
★★★ 最終的に政治がからんで事件がスッキリ解決せず不満。2014/08/22
にしき
1
小早川さんは誰だったんですっけ? あと終わり頃の「どうですか。あなたも、国のことを考えて(略)」という説得の意味がよく分かりませんでした。発表通りの旅行だったということを認める認めないに意味があった? 読み飛ばしがあるのかも2013/08/10