カドカワ・エンタテインメント<br> 双生児は囁く―横溝正史「未収録」短編集

カドカワ・エンタテインメント
双生児は囁く―横溝正史「未収録」短編集

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047881402
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

最後の探偵作家と言われた横溝正史のデビュー作は、大正十(1921)年四月、『新青年』に発表した「恐ろしき四月馬鹿」だった。そして、絶筆となった昭和五十五年(1980)年発表の「上海氏の蒐集品」まで、創作活動はじつに六十年にもおよんだ。その間に発表された作品は、探偵小説、現代小説、捕物帳、少年少女小説など幅広く、にわかには数えられない。その膨大な横溝作品の中で、意外にも「未収録作品」が残されていたのである―。当時の雑誌や新聞に発表されたきりで、まさに埋もれていた幻の小説。横溝ファンにとっては、まぎれもなく必読の一冊であろう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうたそ

19
★★☆☆☆ 著者の未収録短編をまとめたもの。未収録だったというだけあって、やはり力作と呼べるものはないなあ、というのが正直な感想である。昭和の雰囲気は存分に感じられてきて、そういったどこか懐かしいミステリを味わえるのは非常に心地よいが、総じていうとファンでなければ、わざわざ読むほどのものではないかな、という程度。2018/12/29

星落秋風五丈原

16
最後の探偵作家と言われた横溝正史のデビュー作は、大正十(1921)年四月、『新青年』に発表した「恐ろしき四月馬鹿」。そして、絶筆となった昭和五十五年(1980)年発表の「上海氏の蒐集品」まで、創作活動はじつに六十年にもおよんだ。その間に発表された作品は、探偵小説、現代小説、捕物帳、少年少女小説など幅広く、にわかには数えられない。その膨大な横溝作品の中で、意外にも未収録作品が残されていたのである。当時の雑誌や新聞に発表されたきりで、まさに埋もれていた幻の小説。横溝ファンにとっては、必読の一冊。2003/10/16

たらちゃん

13
NHKの横溝正史短編ドラマが、言葉も映像もゾッとする美しさで、他の短編も読みたいと手に取りました。ドラマの影響で頭の中で映像化しながら読みました。しっとり妖しい。今度は長編も。2016/12/24

桃柳

2
夏彦は白く、冬彦は黒い。2023/06/23

しらたま

1
双子の星野夏彦、冬彦は何月生まれなのか。2019/12/23

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