内容説明
燭台が並ぶ洞穴を皇子たちは歩いていた。亀裂が入り崩れた。瓦礫の彼方に広大な原野が広がっている。その一角には巨大な観音菩薩がそそり立っていた。あたりにはおどろおどろした声が満ちていた。突然、姿を現した闇の帝王から戦いの終りをつげる意外な言葉が…。
燭台が並ぶ洞穴を皇子たちは歩いていた。亀裂が入り崩れた。瓦礫の彼方に広大な原野が広がっている。その一角には巨大な観音菩薩がそそり立っていた。あたりにはおどろおどろした声が満ちていた。突然、姿を現した闇の帝王から戦いの終りをつげる意外な言葉が…。