内容説明
宇宙の父神・北天の神を目指し、暗黒の海を疾駆する皇子、遊鬼士、キジムナー達。彼等の駆る輝く鳳凰・天翔船はついに迦陵頻伽舞う光明の世界・極楽浄土へ到達した。炉羅綿に覆われたこの至高の世界は厳しいまでの“静”であった。激しい“動”を持って浄土の主・阿弥陀仏に挑む皇子。そして皇子を追う遊鬼士達。そこで彼等は圧倒的な“静”の力に打ち砕かれ、新たなる試練を知る。それぞれの思いを胸に再び天翔船は動き始めた。限りなく壮大に、限りなく壮絶に展開する異次元歴史ロマン第二期〈天上編〉ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*こころ*
4
26冊目。図書館本。1988年発行。★★☆☆☆。 ようやく『天上編』読了。 物語の芯となるものは伝わってきて、その世界観は好きなんだけど… やっぱり文体が好みではなく、読むのに努力を要し面白さが半減。 宇宙皇子や各務をはじめ遊鬼士達の今後はすっごく気になる。 だけど、けどけど。 続きを読むのにちょっとばかり躊躇する。 読みたい本はいっぱいあるけど読むスピードは決まっているし、読める期間なんて有限だから取捨選択しないと…だし。 うーん。2018/03/09
洪七公
1
読了1989/11/24