内容説明
2月の寒い朝。完成間近な北斗市中央病院の工事現場で、墜死体が発見された。身元は、この地方の最大手企業で、病院建設を請負った会社の実力者・田辺専務だった。状況は飛び降り自殺と考えられたが、自殺を裏づけるものは何も出てこなかった。そこへ、専務専用のワープロに残された謎の文書が発見された。遺書なのか、それとも…。北斗警察署長・風間昭平の指揮下、自殺、他殺両面からの捜査で、複雑にからみ合う現代の強大な権力構造が浮上する。好評のシリーズ第3弾!社会派警察ミステリー。
-
- 電子書籍
- 【単話】二十四の瞳 第3話 記念写真