内容説明
再びオーラ・ロードは開かれた。想念の宇宙B・W世界で空戦中の3人の騎士は、撃闘の最中に突如地上へと転移したのだ。ガラリアは東京湾に、バーンは関東の山中に、それて城毅は地上という名の故郷へと、それぞれオーラバトラーの機体と共に顕現する。この異変に感応し、城との出逢に導かれたOL杏耶子。自衛隊に介入。孤立無援となったガラリア、そしてバーン。生家に潜み動向を窺う城にもたらされたのは、横田基地に大火災が起きたという情報だった。物語は怒涛の急転回を迎える。東京上空を舞う3人の騎士に未来はあるのか―。
感想・レビュー
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katka
2
『バーン・バニングスという。アイルランドの者だ』――ジョク・バーン・ガラリアはオーラロードに乗り、不慮にして地上界に着陸した。強行着陸とか胴体着陸とか、ドスン、バキバキといういわゆる硬着陸ではない。ふわっと、軟着陸。なん……何してんのバーン!? ここは一瞬ゆるふわ次元かと思うほど、危機にそぐわない日本こそ彼らにとっての異世界かもしれなかった――オーラ・マシンと世界の洞察はこの巻で一つの契機を迎え、舞台は首都近郊を漂流する。次巻のフェーズは東京上空。2024/06/06
森矢司
1
ダンバインもでしたがファンタジー色の濃いバイストンウェルより地上での物語のほうが面白い…。バーンやガラリアの食事描写が未知の不安の中にある暖かさを感じさせます2013/03/14