内容説明
殷賑きわめた長安の都で、奸知にたけた物欲の権化董卓は、王允を司徒につけ暴政の限りをつくしていた。だが、洛陽大学の秀才と謳われた王允は、見かけの忠義とは裏腹に繊弱な美少女貂蝉をつかい、豪傑呂布を操り、董卓殺害の策を練る。一方、曹操の発した檄文に呼応して起った、董卓打倒の軍勢37万率いる17鎮の将軍たちは、さまざまな思惑を胸に離反した…。劉備、曹操、袁紹、そして孔明。群雄割拠の一大叙事詩は、今まさに始まったばかりである―。大望を抱き運命に挑む英傑を描く書下し大スペクタル・ロマン第2弾。
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