内容説明
時空を超え繰り返される転生の中で、伝説の蛇神・北斗多一郎は歴史の綻びを彷徨っていた―。神州の開闢以来地球制覇を狙い、戦乱の世で叡山を砦とする四次元生物〈久戸留〉…。はるかなる追憶の中で、いまひもとかれる絢爛たる戦国絵巻。シリーズ初の外伝、待望の開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
26
長らく外伝を未読だったので、読んでみることにした。これが面白い。本伝で死してなお、転生を繰り返す蛇神・北斗多一郎が信長となってクトゥルー(『白銀の神話』内では「久戸留」)と戦う。ユニークなのは、他の戦国武将達はすでにクトゥルーに乗っ取られており(実は信長もそうだった)、信長(多一郎)が勝ち戦を重ねることがクトゥルー退治になるという点(悪名高き比叡山焼き討ちもまた、その一環であったとする)。また、信長が味方に付けた化け物を人間化させ、それが木下藤吉郎や明智光秀となるのも面白い。2025/08/18
コロチャイ
18
白銀て多一郎のことだったんだ。やはり戦国の世、信長が色気があるし謎が多いしうってつけの主人公だね。信長のストーリーに合わせると面白くなるね。2023/08/01
Tanaka9999
5
魔界水滸伝の外伝。織田信長の正体が実は、そして戦国時代の闇のものたちの動き。まぁ、戦国物として面白い。2018/07/23
洪七公
2
読了1992/05/19
つるら@turulaJB
2
こんなもん書くなら本編やって欲しかったけど、あちらはもう風呂敷広げすぎて書けなかったのかな?




