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出版社内容情報
エキゾチックアニマルを専門とする月光動物病院には、さまざまな動物が運ばれてくる。
今日の患者は、妊娠した羊。
緊急を要する状況で、助けるには帝王切開しかない。
月光院長ですら初めてのオペに、予想外の事態も発生して――。
なんと、その羊は三つ子を身ごもっていたのだった!
母子ともに救うことが出来るのか!?
どんな動物でも治療する、獣医たちの奮闘劇!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
5
2025年8月新刊。エキゾチックアニマル専門の動物病院を舞台にした、獣医たちの奮闘劇第4巻。前巻から続く羊の三つ子の帝王切開と難しい鳥の治療、そして獣医の就職事情について描かれています。鳥の繊細さは動物病院勤務の時に実際に聞いていて、先生以外は触れませんでした。やっぱり飛ぶことって、色々犠牲にしないと難しいんですね。一方、獣医の就職先の豊富さには驚き、お肉ひとつ取っても沢山の獣医が関わっていたことを知りました。…面白いだけではなく、様々な知識が増えるのが、このシリーズの大好きで追いかけたい理由ですね。2025/08/28
ame.
5
羊の三つ子の帝王切開の続きからと雀、鴨、セキセイインコと鳥がたくさん。羊などの羊水を吐き出させる技術などがなるほどですごい。鬼塚さんから聞いて月光先生手作りした人工哺乳器が素晴らしい出来栄え。読めば読むほど鳥がいかに繊細で本当に小さなきっかけで命を落とすことがわかる。セキセイインコの産卵は鳥自身も弱るし大変だけど更に何かありそうで心配になる。鳥のあの細い足の骨折があんな風に素早く的確に治療できることがすごくて顔やキャラは怖いけど池乃井先生はすてきだし鳥への愛が満ちている。ポポちゃんが元気になるといい。2025/08/20
よねはら
4
「飼い主さんには私が説明します」という月光先生の背中が辛い。今回は上手くいきましたが、全ては助けられないことも多々あるのでしょう。ボランティアに近い野鳥の治療を引き受け、自分より直せる見込みのある専門家に任せる姿からはずっと動物への真摯さが伝わります。2025/08/30
しっぽ
1
このマンガとても好きです。犬、猫以外を診られる獣医さんが少ないこと、動物を飼うことには責任がついてくるのはわかるけど、珍しい動物ならなおさら。命をあずかる難しさを感じます。今回は野生の鳥の話もあり、毎回考えさせられる内容。2025/09/21
emopit
1
命と向き合う姿が真摯なので好きです。2025/08/12