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出版社内容情報
生き残りを招集する"宇佐"の居場所を目指し、終末世界を旅する小夜・イサミ・カノコ。
新たな都市へと足を踏み入れた3人は「厄災」以前から時計店を営むアンドロイドと出会う。
そこでイサミが珍しく「時計修理の仕事を見学したい」と言い始めて――。
廃墟を巡るポストアポカリプス紀行、第4巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
50
主人公・小夜は災厄の被害者たちの遺体を火葬しながら、孤独な旅を続けている。そして出会った災厄(結晶化する病)に適応した二人と共に世界の終わりを歩み続けている。今回は時計店を静かに守っていたアンドロイドのハンスとの出会いから。人の営みと時間を可視化する時計というアイテム。時計の刻む時間は一定であり、それは人々の時間が“同じ速度で流れていた”事の象徴でもある。あまり考えてみた事が無かったなぁ・・・。なんだか時計が愛おしく思えるエピソードだった。物語は結晶化を巡る争乱へと向うのかな。2025/05/22
にぃと
9
前半の人となんら変わらないように感じられる時計技師のアンドロイドと後半の戦闘、小夜を断罪する生き残りたちとの対比を通して人間と機械の境界、そして小夜の正体へと迫っていくストーリーはこれからどうなるんだ、という盛り上がりがある。これまでの断罪者たちとも違うらしい謎の存在との戦闘もあり物語がより深く広がってきた印象。次巻も楽しみになってきた。2025/06/11
コリエル
6
人類は滅んではいなかったんですねという問いに即座に返答できないイサミ。人造人間たる小夜と、旧人類とは異なる彼ら兄妹をしてかつての人類と呼んでよいのか僅かの逡巡がある。ヒトとはという静かな問いの巻になるのかと思いきや、後半えらい派手になりましたね…正直この作品のバトルにはあまり興味が無いのだが。2025/06/20
蒼都羽月
5
物語の核に近づいていってるのを感じる巻だった。最新刊まで読んじゃったなぁ。2025/06/29
ぽへぽへ
4
Kindle。新たな生存者と出会う。断罪者は全く別の生き物というより人為的な感じはしていたけど、次あたりで正体がわかるのかな?小夜とアンドロイドたちだけだった静寂な時間が徐々に色づいてきているような…2025/05/24
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