出版社内容情報
「そなたの婚姻が決まった」
レヴァーゼ王国・第六王女ウエンディは、姉の身代わりで『野蛮』と揶揄される国へ人質のように嫁がされることになった。
生まれてから15年間、存在ごと忘れ去っていたくせに?
放置しておきながら、『呪われた子(無能の駒)』扱い?
だから前世の記憶があるウエンディは憤り、決めた――祖国をぶっ潰すと。
「これが復讐とは――誰も気づかないでしょうね」
無能王女を演じ、登場人物すべてを驚愕させる復讐譚、開幕!
内容説明
「そなたの婚姻が決まった」レヴァーゼ王国・第六王女ウエンディは、姉の身代わりで『野蛮』と揶揄される国へ人質のように嫁がされることになった。生まれてから15年間、存在ごと忘れ去っていたくせに?放置しておきながら、『呪われた子』扱い?だから前世の記憶があるウエンディは憤り、決めた―祖国をぶっ潰すと。「小説家になろう」年間ランキング(完結済)1位。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
10
なかなかにエグいネグレクト。これでマトモな人が育つわけが無い。それを他国に、敵対するかもしれない国に送るとは、、怨んでヨシ!2025/05/05
ホシナーたかはし
8
姉妹の代わりに嫁がされる王女の復讐譚。転生ものだけど、生前の知識を生かして~て定型文(お約束)が一切なく、ただひたすら無知無能を演じ、復讐していく姿が泣ける。2025/05/05
ふかふかした何か
2
web掲載からかなり加筆されており、もともとすごく綺麗にまとまった物語でしたが、書籍でより深掘りされてなるほどと思った。いろんな方の視点もっと見てみたかった。2025/03/30
taiki
1
転生の入りが新しいですね。主人公が事故で死ぬシーンすら描かなくていいぐらい転生とは身近になったのかと思いました。「オマエは先達の知識を吸い取ろうとするばかりで、自ら知識を生み出そうとしない怠けものだ」というセリフが正解を求める現代人への皮肉が込めらていて、最高だって思いました。登場する国家の位置関係が図示されて、地政学が視覚化されると深みが出ますね。連合国のモデルはEUだろうから、EUがうまくいってない問題点を克服した形で連合国がうまくいっているとさり気なく提示したらスゲェ迫力がでる気がした。2025/03/30
蒼
1
kindle2025/03/29