出版社内容情報
竜と人との間の調停を行う公的機関・鎮護庁祓竜局誓約課《ちんごちょう ふつりょうきょく うけいか》。
各地での竜関連の問題を解決すべく再び全国行脚に赴く、
誓約課所属の斎、草乃、そして相棒の竜・ハチたち一行。
旧時代の遺構を点検するために山野を駆ける変わり者の人間や、
誓約もされずに人の暮らしに密接に関わり助ける竜など、種々様々な事情を抱えた人と竜の営みに、
今回も誓約課の彼らは遭遇することとなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dー
3
今回、話は進んでいないけど世界観が深まっていくのを感じた。世界観と共に主人公である2人と一匹がイレギュラーなことも描かれてこれからどう進んでいくのか気になる。2025/05/10
わーぷ
1
人口が減少し衰退していく人類と、人類の文明の痕跡を自然に還そうとする竜と呼ばれる存在の、両者を取り持つ鎮護庁祓竜局誓約課のお話。荒ぶる自然の象徴である竜と戦ったり退治したりするのではなく、交渉して人類と竜の境界を定めるという竜との共存が主題です。雰囲気は「蟲師」に近いと思うのですが、元からいる超自然的存在に対してお願いして動いてもらうというやりとりは「もっけ」にもありましたね。2025/04/18
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0
世界観とそれにマッチした絵とキャラのドラマと、なんかほっこりと良い。新海系映画にしてもらいたい。