出版社内容情報
学園で開催されるお祭りの手伝いに行く村の面々!
五ノ村で新しく始まった白鳥レース!
慌ただしくものんびりしている大樹の村はいつも通り。
一方、なぜか冒険者をしているウルザは奇妙な出会いをしていた。
内容説明
十九年目、大樹の村の畑に異常なし!畑以外にちょっとしたトラブルはあるけど、いつもどおりに即解決!そして、五ノ村の白鳥レース開催、四ノ村の拡張とこなしつつやってきた冬。のんびりしている村に近づく奇妙な魔物の影が…あったけど、すぐに逃げたみたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
47
19年目ですか。書籍の帯を見て認識しました。もう普通に読んでいるだけでは何年経過したかわからなくなりますね。このシリーズは登場人物が多いことが特徴ですが、さすがに増えすぎてこんな人物いたかな?くらいの人物もいます。今さらですが後はかなり細かく人物視点が変化していきますので、この様な文体が苦手な方にはやや受け入れにくいかもしれませんね。国造りと白鳥レースがメインの一冊ですが、私はイフルス学園にエリグンジャーを持ち込んだくだりが好きでしたね。2025/02/17
こも 旧柏バカ一代
27
19年目の春、夏、秋、冬な18巻。もてなしに出された酒の質が悪いと村のドワーフやエルフ達が言った事がキッカケで、酒の品評会と投票の話となり。貴族と平民の不和の原因になると色々な人が走り回る。ナワバリからはみ出た白鳥達が食い扶持を稼ぐためレースを開催。それが五ノ村の新たな名物となる。2025/01/31
nishiyan
11
魔王国でのパレードが終わり、今度はティゼルの国作りに絡んだ学園の祭りに駆り出された村長。そこでゴロウン商会から提供された酒が問題になって…という本巻。マイケルさんの有能さと若手商会員ジャッキー視点がなかなか楽しかった。国作りではウルザが冒険者になって動き出すと、ウルブラーザ時代の部下が集結したり、メットーラの逃亡した婚約者と偶然に遭遇したりと登場人物が増えていくのも良き。五ノ村に住み着いた白鳥黒鳥姉妹がやっていた白鳥レースを村長が村の新たな名物に仕立て上げる過程は面白かった。次巻はメットーラの結婚かしら。2025/02/01
サンゴ
9
のんびり…できてないね2025/03/01
bluets8
9
19年目の春から冬まで。最近では珍しく“のんびり農家”してた印象。えた畑が四ノ村の浮遊庭園が主なのでかなりSFチックではあるけれど。メインイベントは五ノ村で始めた白鳥レース。競馬ならぬ競羽……チョ〇ボスタリオンかな? それにしても、それでなくても無駄に黒字を垂れ流しているのに、金儲けのアイデアを次々に繰り出していく村長。しかも本人は儲けるつもりは一切なく無自覚に。この無計画具合がこのシリーズらしくていい。2025/02/04
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