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出版社内容情報
ハクメイとミコチの兄貴分であるイワシは、趣味はもちろん衣食住にも頓着がない。そんなイワシがある日ふたりにこう言いました。「牛の本はどこにある? どんな奴なのか気になってな」。――それはこの小さな世界に起きた大事件の始まりだったのです……!
身長9センチメートルの人々を中心に繰り広げられる、豊かな暮らし。体より大きな魚のさばき方を「手引書」の形式で描いたエピソードや、ジャダと悪友カーネリアン、初の共同作業(!?)、謎めいたバーテンダー・シュンカの素顔など、楽しさいろいろな第13巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほのぼの
43
待ちに待ってた13巻。今更ながら米一粒のサイズでミコチたちの小ささを思い知る。あ〜かわいいなぁ。ミコチが両手で抱えていた鰯って煮干しのサイズだよね?(笑)こんなに小さな人たちが、きちんと鰹節と昆布から一番出汁を引いたりする。実に丁寧な暮らし。こういうところが好き。いつもながら期待をはるかに超えて行く物語。今回も大満足。早くも次巻が待ち遠しい。2025/01/27
Tatuyuki Suzuki
36
一年に一回なので毎年楽しみしてます。 今回も面白い話ばかりで良かった。 特に、キアンの話が面白かった。2025/01/17
純
31
和む。青空図書館。本当に通好みな子が最後に残った結果、ハクメイに持っていかれてしまうなんて。「なんで誰も欲しがらないんだ?」いえいえ、後ろの方が……。キアンのなんとも言えない顔が可哀想というか、可愛い。余り物には福がある。「ようこそうちの書棚へ!」2025/01/18
翠埜もぐら
30
また今年もこの季節がやってきました。至福の季節。「ハクメイとミコチ」の新刊だぁ!相変わらず皆さん頑張って働いて、遊んで、飲んで食べて、まったりする。普通であって理想の生活。昆布と椎茸の煮物作っちゃいましたよ。この本読むとしばらく食生活が改善されるんだよね。そしてイワシ谷の親方。何事にも消極的だったのに、どんどんアクティブになってきて楽しい限り。しかし今回「牛」が出てきてスケールを再認識。蹄のある物とは意思の疎通が難しいとか。ところでこの世界観では「肉」は出てこないんだ。共食いになってしまう?2025/01/27
じょり
27
年一の癒し作品。異世界というか異種の日常を良くこんなに丁寧に描けるもんだね。牛の話は、昔同級生のうちが酪農やってて時々牛を身近に見てたけど、人間からしてもでかくて恐怖を覚える存在だから、彼らのサイズからしたらとてつもなく大きい存在だよなぁ。でも、未知なる巨大生物に好奇心、憧れを抱く気持ちはなんとなくわかる。2025/02/19