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出版社内容情報
母を亡くしたばかりの高校生・菊光は
居候先の親戚に煙たがられている。
なぜなら、菊光の父親は「悪魔」だから――。
悪魔の強大な力と人間の優しき心を併せ持つ、
二世の少女の物語。
新鋭・志波由紀のデビュー作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
14
今月のbookwalkerのポイントはこちら。確かマンガ沼よりよみたかったマンガ。ハルタコミックだから期待大だったけど、おもしろーい!悪魔の2世の女の子が飄々と悪魔の困りごとに人知れず対処していくお話。絵柄がシンプルで、今風でないのもまた良い。次巻はお父さんが出てくるの?悪魔の?2025/07/27
JACK
11
△ 母の遺体には心臓が無かった。父がおらず、母を亡くした女子高生、源間菊光は叔父に引き取られる事になったが、叔父は彼女の事を「悪魔の子」と恐れる。あの子の父親は比喩じゃなく正真正銘の悪魔なのだと。普通の女子高生に見える菊光と、普通の男子高校生の河城の2人が悪魔絡みの怪しげな団体の詐欺に巻き込まれる物語。期待して読んだのですが、ちょっと私の考えていたものとは違う作品でした。残念。2024/07/13
s_s
7
可愛らしい絵柄ながら、悪魔という超常的な脅威を取り扱った物語。何があっても定時きっかりに帰る河城くんや、騙されやすいけど優しい店長など、笑える要素も用意されているが、悪魔の存在はそうした日常に潜み、人々を脅かす。”聖水”に代表されるように、ギャグパートとシリアスな展開がシームレスに繋がり、デビュー作とは思えないほどの読みやすさと意外性が本作にはある。まだ1巻なので、”悪魔二世”を取り巻く謎は未だに謎として残るが、源間さんと河城くんの掛け合いは読んでいて楽しい。今後の展開にも期待していて良いのかもしれない。2024/08/09
Dー
5
なんだか懐かしさを感じる作風。鬼太郎とか妖怪人間とか怪物くんとかと雰囲気が似てる気がする。あとメインのキャラが好き。特に二世である源間よりも普通の人間である河城くんが良すぎる。正義感?に基づいて行動してるけど、絶対に定時で帰るという謎にシュールなキャラと化してるけど源間とのバディになるのか?どちらにしろ2人の関係がどうなるのか、正体が判明した時どんな風になるのか気になる。まあ包丁刺さって無傷だったの放置の時点で何も変わらなそうではある。2025/01/12
ozoz
4
柔らかいのに何故か刺さる。そして無事生還。不思議な読後感。不穏な空気感をほのぼの?主人公がライトに解決。河城くんがまっすぐで、作品の柱になってる。次巻への期待もりもり。2025/08/03