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出版社内容情報
母を亡くしたばかりの高校生・菊光は
居候先の親戚に煙たがられている。
なぜなら、菊光の父親は「悪魔」だから――。
悪魔の強大な力と人間の優しき心を併せ持つ、
二世の少女の物語。
新鋭・志波由紀のデビュー作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
11
△ 母の遺体には心臓が無かった。父がおらず、母を亡くした女子高生、源間菊光は叔父に引き取られる事になったが、叔父は彼女の事を「悪魔の子」と恐れる。あの子の父親は比喩じゃなく正真正銘の悪魔なのだと。普通の女子高生に見える菊光と、普通の男子高校生の河城の2人が悪魔絡みの怪しげな団体の詐欺に巻き込まれる物語。期待して読んだのですが、ちょっと私の考えていたものとは違う作品でした。残念。2024/07/13
Dー
4
なんだか懐かしさを感じる作風。鬼太郎とか妖怪人間とか怪物くんとかと雰囲気が似てる気がする。あとメインのキャラが好き。特に二世である源間よりも普通の人間である河城くんが良すぎる。正義感?に基づいて行動してるけど、絶対に定時で帰るという謎にシュールなキャラと化してるけど源間とのバディになるのか?どちらにしろ2人の関係がどうなるのか、正体が判明した時どんな風になるのか気になる。まあ包丁刺さって無傷だったの放置の時点で何も変わらなそうではある。2025/01/12
s_s
4
可愛らしい絵柄ながら、悪魔という超常的な脅威を取り扱った物語。何があっても定時きっかりに帰る河城くんや、騙されやすいけど優しい店長など、笑える要素も用意されているが、悪魔の存在はそうした日常に潜み、人々を脅かす。”聖水”に代表されるように、ギャグパートとシリアスな展開がシームレスに繋がり、デビュー作とは思えないほどの読みやすさと意外性が本作にはある。まだ1巻なので、”悪魔二世”を取り巻く謎は未だに謎として残るが、源間さんと河城くんの掛け合いは読んでいて楽しい。今後の展開にも期待していて良いのかもしれない。2024/08/09
たけのこ
4
おーこれ連載どこ。ハルタか。そうよねハルタか青騎士あたりじゃないとこの仕上がりにならないよね(笑 基本、悪魔が悪魔を祓うという悪魔くんとか妖怪人間とかと似た構図ながらも、なんかいろいろひねくれてて素直にいかないのが今っぽいし、とっても独特。面白かったです。2024/07/31
さおり
4
源間さんはなぜ人間を助けているのか、先が気になる。この作者さんのデビュー作?っぽいけど、良作だと思う。2024/07/29