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出版社内容情報
山本周五郎が素材ノートを総ざらいして書いたという
『季節のない街』を原作に、黒澤明監督が初のオールカラー『どですかでん』として映画化。
それから30年――宮藤官九郎がいちばんやりたかった企画が連続ドラマ「季節のない街」となってよみがえる!
その街には”ナニ”で被災した人々が身を寄せる仮設住宅があった。
”ナニ”から12年 ―― 今なお暮らしているのはワケありの住人ばかり。
田中新助こと半助はその街の実態を報告することでお金を得ていく。
青年部のタツヤ、コンビニ店員のオカベと知り合い、
ギリギリの生活の中で逞しく生きるワケあり住人らを観察するうちに、
半助はいつしか彼らに心を寄せるようになる。
シナリオ全10話分を完全収録!!
また、各話に充実の監督解説付き!
内容説明
“ナニ”から12年―今なお、その街の仮設住宅で暮らしているのはワケありの住人ばかり。田中新助こと半助(池松壮亮)はその街の実態を報告することでお金を得ていく。青年部のタツヤ(仲野太賀)、コンビニ店員のオカベ(渡辺大知)と知り合い、ギリギリの生活の中で逞しく生きるワケあり住人らを観察するうちに、半助はいつしか彼らに心を寄せるようになる。山本周五郎が素材ノートを総ざらいして書いたという『季節のない街』を黒澤明監督が初のオールカラー『どですかでん』として映画化。そして、宮藤官九郎がいちばんやりたかった企画が連続ドラマ「季節のない街」となってよみがえる!全10話各回(宮藤官九郎・横浜聡子・渡辺直樹)監督解説、総解説(高田文夫)つき!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
3
画鋲に「どですかでん」というパンクロックがあるのだが、そこまで好きだったのか、山本周五郎が!黒澤明が!という認識を改めてした作品。変な改造はしていないようで、それでいて、このシナリオよりもたとえば「木更津キャッツアイ」のうっちーはあきらかに六ちゃんだなー、と。奇行もとい寄稿があの「なりたかった」人です!彼もまず「心のキビが知りたかったら山本周五郎だ!」その細やかさをついてくるから、あの下品なギャグが生まれて、それが感動を産むんだよな、と改めて思う。憧れるなら大谷選手よりクドカンだ。2024/05/27