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出版社内容情報
小学5年生のカケルの将来の夢は、日本一のレコード屋さんを開くこと。レコードの魅力を布教して、仲間を集め、レコ部を作ろうとしている。
しかし、立ち上げは一筋縄ではいかないようで……。今の時代にあえてのレコード。レトロな魅力に取りつかれ、カケルと愉快な仲間はレコード沼にハマっていく―――。
爆笑必須のレコード・ロマン・コミック! 手間をかけ、わずか0.05mmの溝に針をかけ、少年カケルはレコードに夢かける!
『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』の著者が贈るレコード・ギャグ!
ビートルズ『 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』
松田聖子『夏の扉』
高石ともや『受験生ブルース』
ソニー・ロリンズ『Solo Album』
小泉今日子『あなたになりたい』
Yes『イエス・ファースト・アルバム』
ザ・バンド『ザ・バンド』
ローリング・ストーンズ『ハックニー・ダイアモンズ』
TULIP『すべて君たちのせいさ All Because Of You Guys』
●おおひなたごうのビームコミックス既刊●
『星のさいごメシ』全3巻
『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』全12巻
『ひなごう! おおひなたごう Extra Works』
『特殊能力アビル -純-』
『まほう少女トメ』1
『空飛べ! プッチ 完全版』
『ドリル園児 完全版』
『銀河宅配便マグロ』全3巻
『俺に血まなこグレート Remix』
●コミックビーム 公式X(Twitter)●
@COMIC_BEAM
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
32
現在ブームなのはわかるけど、小学生がマニアになるというのが現実にはなさそう(いや、案外あるかも)。デス夫のキャラがジャイアンとスネ夫を足したみたいでおもしろい。カケルという名前は、レコードを「かける」から命名したのかと、ページをめくる直前に気がついた。小学生が聴くには、ものすごくマニアックな曲やレコードだが、そこが大人の読者には興味津々なところだろう。真面目なんだかパロディなんだか、よくわからない作品なのがいいのかも。レコードに関する蘊蓄も楽しい。しかしレコードの値段って、ブームとはいえ高くなったなぁ。2024/05/07
のぶのぶ
23
レコードで聞くことは、手間がかかり、じっくりと聞くようになる。リアルタイムでレコードを買っていたが、もう終盤3年ぐらい。83〜85年。その後はCD。レコードもカセットテープに録音して聞いていた。レコードになり、音がよかったなあと思えるのは、サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」、久保田早紀さんの「異邦人」、ガゼボ「アイ・ライク・ショパン」など。音が立体的になるものはレコード映えがする。漫画で紹介された「笑点のテーマ」はレコードで聞いてみたい。機材にもよる。レコードプレーヤー修理に出さねば。2025/03/13
阿部義彦
17
アナログレコード漫画に新作登場!『音盤紀行』の毛塚了一郎先生の独占市場だった漫画界にあの『目玉焼きの黄身いつつぶす!』で微妙な笑いの線をついた、おおひなたごうが殴り込み!これは読むしかないですね。コミックビームからって言うのも如何にもって感じですねー。レコード大好きな小学生カケル君が、レコード部を作るべく奔走する、入ってもらいたい部員第1号と思っていたデス夫は相撲部の有望株、先生から許可をとり、最低人数4名を確保するためのドタバタが、1巻です。スピーカーから大音量で聴く体験をして貰いたいジジイですー。2024/04/16
コリエル
7
プレゼン上手いなこの漫画。ろくに聞いたことも無いのにレコードがとっても魅力的に思えるよ。それはそれとして、レコードの洗礼を受けた結果流れ流れてなんか悪魔に魅入られたゲイみたいな事になったデス夫の運命や如何に。2024/04/13
たけのこ
3
おおひなたごう先生が描く、レコードが大好きな小学生たちがレコードの素晴らしさを語るお話。 出会いの機会も、金銭的にも限られるだろう小学生たちがレコードを好きになるかはともかく、様々なレコードの紹介などもありレコード愛にあふれている。2024/04/22