出版社内容情報
とんちで知られる一休宗純。
その人生は波乱にみちたものであった。
将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。
高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。
矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間のなかで、どのように生き、そして死ぬのかを考えるきっかけとなる傑作。
アングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞し、世界からの評価が高まる坂口尚。
その遺作となる本作は、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した幻の作品。
大判かつ高精細な印刷で、人生の指針を与えてくれる本作をお楽しみください。
第1巻で描かれるのは、愛する母の引き離されて仏門に入ることとなった一休の幼少期から、青年となり師匠である謙翁宗為との出会いと別れ。
内容説明
愛しい母、高貴な身分、寺の権力―すべて捨て目指すは悟りの道。一休宗純、その一生。日本漫画家協会賞“優秀賞”作品。全ページの原稿を再スキャンし、高精細に復元。美しき筆致が大判サイズで蘇る。現在と変わらない、苦しみに満ちた世界を懸命に生きる一休の姿が、“生きるとはつまりどういうことか”を示す、稀有なる傑作。
目次
第1話 とんち小僧
第2話 五山叢林
第3話 行雲流水
第4話 破れ寺西金寺



