出版社内容情報
貴族令嬢として生まれ、皇后となったエリーゼ。
欲と嫉妬に駆られた彼女は、悪女皇后として処刑され、一度目の人生を終えた。
そして二度目の人生。
前世の過ちを償うため、高本葵として医者の人生を歩んでいたが、運命のいたずらか――またも不慮の死を遂げてしまう。
だが目覚めると、前世のエリーゼに戻っていた!
二度目の機会(チャンス)。後悔する人生なんて、もう嫌だ。
医者として生きていくことを心に決めたエリーゼだったが、すべての悲劇の始まり――皇太子との婚約が控えていた。
「陛下、わたくしと皇太子殿下との婚約をなかったことにしていただきたいのです」
「それならば、ひとつ賭けをしようではないか」
はたしてエリーゼは皇帝との賭けに勝ち、医者になることができるのか!?
内容説明
貴族令嬢として生まれ、皇后となったエリーゼ。欲と嫉妬に駆られた彼女は、悪女皇后として処刑され、一度目の人生を終えた。そして二度目の人生。前世の過ちを償うため、高本葵として医者の人生を歩んでいたが、運命のいたずらか―またも不慮の死を遂げてしまう。だが目覚めると、前世のエリーゼに戻っていた!二度目の機会。後悔する人生なんて、もう嫌だ。医者として生きていくことを心に決めたエリーゼだったがすべての悲劇の始まり―皇太子との婚約が控えていた。「陛下、わたくしと皇太子殿下との婚約をなかったことにしていただきたいのです」「それならば、ひとつ賭けをしようではないか」はたしてエリーゼは皇帝との賭けに勝ち、医者になることができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
62
エリーゼ①韓国ラノベ▽某漫画サイトでマンガ既読、悪徳令嬢転生モノの中では優秀作。気に入っていたので日本語版小説が出版されて嬉しい▽1度目の人生は悪女エリーゼとして断頭台エンド。2度目の人生はエリーゼの悪行を反省し現代で外科医、葵(あおい)として医療技術を習得するも事故で死亡。3度目は16歳のエリーゼとしての転生し、なんとかバットエンド回避の行動を開始したが様々な困難が待ち受ける▽医療知識無双チートかと思われだが、主人公が好きなことに真っ直ぐ努力する姿には好感がもてます。医師免許試験合格まで。2024.1刊2024/02/18
はなりん
16
転生もの。一度目は悪女皇后として処刑され、二度目は前世の贖罪もあり、孤児であったものの人を助ける仕事がしたくて外科医となり、がむしゃらに努力した結果ゴッドハンドと言われるまでの外科医となり飛行機事故で生涯を終えた。そして、三度目がこの物語で、一度目と同じ世界で同じ人物として皇太子と婚約前に転生し、これまでを踏まえ、この世界でも医師として生きたいと願い頑張るお話。医師になりたいエリーゼと皇太子妃にしたい皇帝の賭けがどうなるのか、エリーゼに興味ないふりをしながら気になる皇太子との関係など続きが気になる。2024/09/08
nishiyan
11
悪女エリーゼとして処刑された前世の記憶を持つ葵。過去の行状を反省した彼女は努力の末、外科医となって多くの人を救うのだが、飛行機事故に遭遇。気が付くと1回目の人生に逆戻りしてしまう人生やり直しもの。過去の後悔と葵として生きた経験を胸に、エリーゼとして医師を目指す姿は前向きでたまに抜けているところを見せるのが魅力的。前世で夫だったリンデンとの関係性に変化が出てきたのも興味深い。アクシデントがありつつも医師となった彼女は若干の違いはあるものの1回目と同様に忍び寄る戦火と伝染病にどう立ち向かうのか。次巻が楽しみ。2024/01/21
ホシナーたかはし
10
古くは「ブラックジャック」最近だと「黒博物館 ゴースト&レディ」のような医療系ラノベ。恋愛要素がうっすい、オペシーンが事細かで重い、誰向けの内容か分からなくなる(誉め言葉)コミック版のほうが恋愛要素重めのよう。2024/01/21
史
5
輸入物転生物語。最近増えつつある。内容としては医療を軸に字が汚いなどの細かい部分でツボを抑えている。ただ翻訳もの特有の独特なリズムは少し人を選ぶものかもしれない。悪くない。2024/04/13