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出版社内容情報
大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は
雅趣あふれる「開花アパートメント」。
そこでは住人全員が秘密を抱えていた。
亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、
不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。
妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。
新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシナーたかはし
21
明治、大正、昭和初期の文豪たちが書いたアングラな作品のみを抽出したような作品、大好きです!全部好きですが、特に「渦中の女」が好き。耳元で囁かれながらあの世へ逝ってみたい( ^ω^)・・・2024/01/27
さゆき
15
明治・大正あたりの雰囲気が好きで、書店でお薦めされていて、手に取りました。湿度とか陰影を感じる独特な絵です。 事情を抱えて怪しな登場人物たち。物語は淡々と進みますが、いつの間にかその世界に引き込まれていきます。今後、それぞれの物語がどう展開していくか気になりますね。静子さんのぞっとするような美しい声、聞いてみたい。2025/07/27
ミキ
15
良い雰囲気!素敵なアパート!2024/05/30
金目
12
絵がべらぼーに美しい大正ロマン。超常現象が起きるでもなく、訳有りと言っても知られて破滅するというほどでもなく、モダンなアパートメントの住人がすれ違う奇縁奇譚あれこれ。八千代ちゃんには新手の姉なるものの気配を感じる。是非とも真くんとタッグで余計なことに首を突っ込んで欲しい2024/02/09
ozoz
11
装丁惚れ。中身も惚れ惚れ。魅惑の世界に絡みとられてしまいました。言葉一つ一つを丁寧に置いて、絵をかみしめる贅沢な世界観。紙の手触りが世界を深める。登場人物も魅力しかない。余韻までいい匂い。2025/08/03