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出版社内容情報
自身を裏切った祖国に復讐するため、東京を火の海にしようと企む玄森。
敵・味方の区別なく戦いを求める男を、近衛・砕花は止めることができるのか!?
戦争を生き延びた兵士たちの、最後の戦いがはじまる!
戦後ゼロ年、東京ノワール。
著者による描き下ろしページも大充実の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ex libris 毒餃子
6
大団円!2024/03/10
みやしん
4
一気読破。終わってみれば一つの壮大なテロを潰しただけだった。戦後復興・占領政策・復員兵の身の振り方・戦闘継続派と厭戦派の軋轢…何より騒動終結後全方向アッサリアッサリ味だった。栄養バランスは素晴らしいけどちっちゃい箱の幕の内弁当みたい。深いところは考えてはいたけど、表現方法に難儀したのだろうか。大道具小道具の描写は手が込んでおりテーマの割には毒が無かったので、アニメや実写化の方が良い映えをすると思う。2025/01/20
辺野錠
3
最終決戦以上に砕花がその後にどうなるのかが気がかりだったが大団円にまとまって良かった。その最後の戦いがしっかり盛り上がった所も。巻末に登場した銃の解説があるのもありがたい。2024/03/05
davi
2
完了。楽しませてもらったけど、なんだか終盤はすんなり行き過ぎな印象。2024/12/10
s_s
2
平穏な戦後を迎えるための最終決戦編。時代に不相応な遺物となった”死神”と、戦地で散ることに拘り戦禍の再来を望む”亡霊”のラストが描かれる。シリーズを通して戦闘描写に迫力があり、柔らかく描写されたキャラクターたちと対照的に細部までリアルに描き込まれた銃火器が印象的であった。血生臭い場面もあったが、人物造形と上手く釣り合っていて胸焼けしないような程よいバランスだったと言えるのではないだろうか。今後の作品にも期待したい。2024/08/30