出版社内容情報
ぬいぐるみから無事に元に戻ったフェルリナ。
――のはずが、またぬいぐるみに憑依したり戻ったり……
このままじゃ初めての公務が大ピンチです!
原因が陛下へのドキドキだと気づいたフェルリナは、対策のために少しずつ触れ合う特訓をすることに。
でも逆にぎくしゃくしたり、陛下はぬいぐるみに告白したりと事態はどんどん混乱していき……!?
内容説明
ぬいぐるみから無事に元に戻ったフェルリナ。―のはずが、またぬいぐるみに憑依したり戻ったり…このままじゃ初めての公務が大ピンチです!原因が陛下へのドキドキだと気づいたフェルリナは、対策のために少しずつ触れ合う特訓をすることに。でも逆にぎくしゃくしたり、陛下はぬいぐるみに告白したりと事態はどんどん混乱していき…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマノサカホコ
12
大阪市図書館、原因不明で引き続きぬいぐるみに憑依中2巻。視線を合わせてもらえない、名前を呼んでもらえない、気持ちを伝える前にキスしてしまった!恋愛指南書を読んでショックを受けたり実行する初恋に右往左往するヒーロー視点を楽しんだ。くまさんぬいぐるみルーが可愛くて小説の合いの手の挿絵がいい仕事をしている。事件は恋のスパイス。初めて恋する初々しい2人を堪能、ご馳走様でした★★★★ヒーロー視点とぬいぐるみ憑依多めで続きください2023/04/29
nishiyan
9
ぬいぐるみから戻れたものの貴族会議での挨拶で倒れてしまい、またも憑依してしまったフェルリナ。目前には初公務の豊穣祭が迫っており…という本巻。戻り方はわかっているものの、初恋同士の初心なやりとりは何とも言えない甘さでデートを楽しむ姿も愛らしい。ヴァルドのポンコツっぷり際立っており、フェルリナをぬいぐるみに嫉妬させるぐらいのひどさは面白かった。豊穣祭に絡んでフェルリナを潰そうと暗躍するものがあり、窮地に陥るものの、彼女の素直さと真面目さが活路を開く展開は爽快だった。まだ残った謎も多数あり、今後の展開が楽しみ。2022/10/23
色素薄い系
4
フェルリナとヴァルトがお互いの気持ちをちゃんと伝えるのがメイン。自分を好きになってくれるはずがないと思い込んでいたフェルリナだけど好きじゃないならキスなんてしませんからね。なんでここで気持ちが分からないと悩んでるんだ…と突っ込みたい。王妃は和平なんか知った事か!みたいな感じで動いている気がするからここが次スポットが当たる部分なのかな?何よりまだ憑依と魔法について明かされてないのも気になりますね。2022/11/08
HANI
3
今回もとんでもなく可愛かったです。。。 不穏な空気なところは1巻よりもありましたが、ヴァルトの溺愛度やフェルリナへ対する一途な思いはより伝わってきて読みながら前よりもっとキュンキュンしました。リジアやグランもすごくいい人で、この物語にはすごい悪な人が出てこないのでありがたいです。ただ最後、フェルリナを虐げていたルビクス王国の王妃、ヴィエラが登場ひ不穏な描写があったため、少し心配ですが次巻が楽しみです。これからも、おふたりの可愛いお姿、ずっと見ていたいです…! 2024/08/31
F_GREEN
0
可愛らしい話なのにたまに挟まれる虐待描写が結構つらい。夫婦は甘くて良い。このままで〜2022/10/16