- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA ビームC
出版社内容情報
胃下舌 ミィ[イカシタ ミィ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
13
これは打ち切られたのか、短期集中連載だったのか、なんか中途半端なところで話が終わってる気がする。 かなり特殊な設定で物語が始まるけど、物語としてはすごく丁寧で、奇を衒ったようなところはない。 漫画としても読みやすく、時々、アニメーション的な躍動感のある作画が挟まるなど、さりげなく実験的なこともしている。 『コミックビーム』連載だったので、ある程度漫画マニア向けだったのかもしれないが、もうちょっと物語の続きを読みたかった。 2024/01/23
しぐ
3
義父は猫で自分はネズミ。周りからは普通に人間に見えているのに、お互いだけ猫とネズミに見える不思議な状況。猫の仕草を人間の姿でやっているのがどう見ても不審者で、そりゃあ四つん這いのおじいさんが弁当咥えてハイハイしてたら通報されるよな、と。ほっこりしながらもシュールさが主張していてなんとも言えない気持ちになるマンガだった。2022/08/16
たけのこ
2
のほほんとしたタイトルと絵柄からは想像もつかない、鉄のおろしガネでゴリゴリ削られるような作品。 お義父さんがある日突然自分はネコになったと言い出し、自らも昔ネズミだったことを思い出す。まっとうな人間とは?みたいな根源的な部分に切り込む意欲作。オススメ。2022/09/09
marianne
2
猫になったお義父さんとほんとうはネズミだったことを思い出す主人公。本来の姿で生きられない悲しさや切なさ。ありのままの自分って、けっして美しくも素晴らしくもない。社会に寄せられない自分は押し込めておくしかない。けれど、自分にだけは気づいてほしいと胸の奥から聴こえてくる声。猫のお義父さんのアシストが可愛くてホロリとさせられた。2022/08/17
M
1
後輩に借りた。 閉塞感とか屈託みたいなものの描かれ方が素敵だ。 おもしろかった。2022/12/23
-
- 和書
- この木なんの木