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出版社内容情報
「こことは別の世界?」
愉快な出逢いと異常な現象ーー好奇な青春を描く、新感覚・ストレンジ・ジュブナイル。
●登場人物●
「もし、これから何人も消えちゃったら」
カナメ・イト(14歳)
桃迦町に住む小学生。母親とふたり暮らし。異世界から来た“ヒラタ”と出逢い、町で発生している異常現象“グリッチ”の一端に触れる。
「答えはないかもしれない。でも別にいい」
キンジョウ=ディアス・ケイ(10歳)
桃迦町に住む小学生。父親とふたり暮らし。周囲で巻き起こる“不思議”の発生源が、町の中心に聳える森にあることを突き止めるが……?
●同時発売●
新感覚・ストレンジ・ジュブナイル[GLITCH - グリッチ -]1・2&初作品集[Gutsy Gritty Girl - ガッツィ・グリティ・ガール -]、3冊同時発売!!
●シマ・シンヤ ビームコミックス好評既刊●
[ロスト・ラッド・ロンドン]全3巻
●コミックビーム 公式ツイッター●
@COMIC_BEAM
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほうじ茶子
14
多国籍?無国籍?な桃迦町。子どもたちも大人っぽくて淡々とお話が進行するところが好きです。"グリッチ"の目撃が増えてきて、異世界からきた者たちも年々増加中。接することが日常的になり受け入れれば偏見も生まれないんかな?調査団に異世界からのヒラタさんも加わり、話し合っていたところ影(犬?)がヒラタさんを拐ってしまった。ミナトたちはヒラタさんを追って森の中へ。初めて入る森の中。誰かがくる…3巻へ。2024/05/21
コリエル
8
町の調査を進めるうちに、ケイやイトちゃんにもそれぞれの少し特殊な家庭事情などが覗く。みんはそれだけに柔軟で、ヒラタさんたちアウトサイダーに寛容ということかもしれない。で、終盤に異常事態が目白押しとなったが、ヒラタさんの安否が気遣われる…2022/07/12
笠
5
3.5 主人公が母子家庭、友達の家庭が母+母の恋人(女性)だったりと、やっぱり多様性を意識した舞台背景という感じ。そして人間以外の生き物?≒異人種的なメタファー。偏見や差別がなくフラットな眼差しが理想なのはわかるんだけど、やっぱり正体不明な現象への警戒心がなさすぎるのは違和感というか、人間の本能が消臭されてて気持ち悪い。分からないことを怖がるのは仕方ないというか、そこから知ろうとする姿勢は大事だけど、まず警戒するのは普通に当たり前だしそうあるべきだと思うけどな。そこが完全に抜けてるのは不自然だって。2024/05/27
さとさとし
4
異世界と繋がるこの街の調査マンガ。温度低めでちょうどいい。この世界に紛れ込んでしまった人たちのことを心配し、もとの世界に戻る方法を探してあげる。かといって小学生だからそんなに出来ることはなくて…というあたりのリアリティがよい2024/04/17
suisei214
3
2巻で森へGO そして気になるヒラタさんの行方 カナメちゃんとそのお母さんパートナー さらっと描かれて素敵2022/07/30