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出版社内容情報
「見える子なのかな?」
不思議な森と歪んだ日常ーー世界の神秘を巡る、新感覚・ストレンジ・ジュブナイル。
●登場人物●
「町で起きてることを調べようって?」
イ・ミナト(16歳)
桃迦町に引っ越してきた高校生。アキラの姉。方向音痴。転校初日に“奇怪な影”を目の当たりにして以来、町の“不思議”に興味を抱く。
「“見える子”ってどういう意味かなあ」
イ・アキラ(14歳)
桃迦町に引っ越してきた小学生。ミナトの妹。人見知り。学童で知り合ったイト、ケイと姉・アキラを加えた4人で、町の調査を始める。
●同時発売●
新感覚・ストレンジ・ジュブナイル[GLITCH - グリッチ -]1・2&初作品集[Gutsy Gritty Girl - ガッツィ・グリティ・ガール -]、3冊同時発売!!
●シマ・シンヤ ビームコミックス好評既刊●
[ロスト・ラッド・ロンドン]全3巻
●コミックビーム 公式ツイッター●
@COMIC_BEAM
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほうじ茶子
15
新しい町に引越してきたミナトとアキラの兄妹(かな?)この町には目に見える不思議と見えない不思議があるという。不思議を調査するために学童のイトちゃんケイちゃんと一緒に調査部を立ち上げて…と始まるお話。大きいナニかが現れる"グリッチ"という現象が、バグみたいなデジタル的表現で面白い。コーナーストアの店員サイさんや小さい生き物のヒラタさんは明らかに人間と違う。どんどん増える迷い猫の貼り紙、立ち入り禁止の大きな森。どうやら森が違う世界と繋がっているSF…2巻へ。2024/05/21
コリエル
6
不思議な町・桃迦町に引っ越してきたミナトとアキラ。そこは普通の町と、何かが違う。子供たちによる町の調査が始まり、自然と中心部の巨大な森へと引き寄せられていく。シマ・シンヤのグラフィックノベル風の絵が異界感を引き立て、不思議な町の奇妙さをより引き立てている。登場人物の国籍が豊かなのも日本とは異なる風情の成立に一役買っていて良い感じ。2022/07/12
笠
4
3 作者初読。なんだかとってもバンドデシネみたいな画風。新しい街に引っ越してきた姉妹?兄妹?が謎の生き物?に出会うという、トトロ的なストーリーなのだが、色々不思議な点が。まず、いきなり街の看板の多言語表示からも示される多国籍な世界観。名前は日本風だけど、名字は韓国風だったり、友達の名前も。そして何より、正体不明の生き物や現象に対してのアプローチに、好奇心はあれど一切「恐れ」がない。非常に隠喩的というか、メッセージ性を感じる。2024/05/27
さとさとし
4
同作者のロスト・ラッド・ロンドンが良かったのでこちらも手を出してみた。今度は日本の話でかつ大雑把に言うと妖怪話なのだが、その扱いかたが面白い。外国人よりちょっと特殊な人として街に溶け込んでいる。ヒラタさんがかわいい2024/04/17
読書好きの変人
4
あれっ、弱い...。なんだろう。ちっちゃいヒトの正体が分かった瞬間から「あっ、もういいですゎ」ってなっちゃって...話はsf的なんだけど微妙だなあ。ロストラットに期待。2023/01/16