出版社内容情報
木崎 ちあき[キサキ チアキ]
著・文・その他
内容説明
摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ“DOPE”が流通する近未来の日本。人より第六感が鋭く、未来予知のような力を持つ才木優人は、その能力を買われて麻薬取締部特捜課に異動させられる。そこで教育係として紹介されたのは、常識外れで第一印象最悪の男・陣内鉄平。そんな正反対の2人がバディを組み、異能力者“ドーパー”が引き起こす不審事件の解決に挑むことになり―!?
著者等紹介
木崎ちあき[キサキチアキ]
福岡県出身。第15回エンターブレインえんため大賞ガールズノベルズ部門にて『狩兎町ハロウィンナイト』が“特別賞”を受賞。同年第20回電撃小説大賞にて『博多豚骨ラーメンズ』が“大賞”を受賞し、2014年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
18
ルビの多さが目に邪魔で苦戦しました、意外です。薬物には、全く興味ないですが、今作の後書きの様に、自分の欲しい能力がアップしちゃうドラッグがあったら、我慢できるかしら?薄寒い読後です。2023/11/26
ブラフ
8
ラーメンズとはまた違った、ややハードボイルド寄りのバディサスペンス。正直、面白いかと言われるとラーメンズほどではないにしても、犯人は一体誰なんだ?真相はどうなってるんだ?と、目まぐるしく変わっていく状況と同じように、推測される犯人や全体像が目まぐるしく変わっていく様は、ラーメンズと同じく木崎ちあきの読ませるところだなぁと思った。あと、バトルシーンの描写はやっぱりめちゃくちゃ上手い。そこだけでもかなり読み応えあって楽しかった。続きがあるのならまた読みたい作品。2023/02/28
寒っ!!
6
博多とんこつラーメンズと比べると軽妙さはない。五感や腕力が強くなるのと違って、知覚できる状況からは分からない先を予測するのは無理がありそうな気がする。2022/12/01
ドットジェピー
5
面白かったです2024/10/01
キビ
5
色々と渦巻いていて、面白く読めた。特別な能力…望んだにしろ望んでないにしろ、そんなのがあったら、やっぱり活用したくなるのかな。映像化しても、きっと楽しめるストーリーになるはず。あとシリーズ化に期待。2022/10/22