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出版社内容情報
「普段のお礼に」と名古屋観光へ誘い出してくれた文治。姫子にとっては街へ出る事も、文治との外出も初めての体験! けれど夢のような一日を過ごす途中で、姫子はある事がどうしても気になってしまい……。
12歳の姫子と30歳の文治の純愛物語、最新刊。広小路通りや名古屋城が描かれる観光回「栄華なる都市と悠久なる願い」をはじめ、第三集はふたりの世界が少しずつ「外」へと拡がっていく。姫子には尋常小学校で友人ができ、家へ招待するまでの仲に。一方で文治は、軍人としての彼を疎む者に新たな表情を見せる。そして姫子の祖父・敬次郎と文治が一局を交える回「歩と金」では、ついに婚姻の経緯が語られる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
61
姫子のお祖父様は、軍の上層部の方かと思ったら成金でしたか。功なり名を遂げた後は爵位が欲しいと。なるほど、リアルで分かりやすい政略結婚ですな。でも、そんななれ初めでも姫子は文治が大好きで、彼にふさわしい大人になりたいと願い、文治は姫子を大切に想い、降りかかる火の粉は全て叩き落とすと決めている。一目惚れとかいつの間にかではなく、ちゃんと意思を持って関係を結ぼうとする二人は、一周回って新しい。絶対素敵な夫婦になるだろうと思うけど、時代がなー…。2021/06/16
ずっきん
61
やばいやばいやばいやばい。キュン死する。文治の食べるシーンの、あああ、なんて洗練されてて豪快で、エ、エ、エロいこと。この漫画の行く末を見届けるために、まだ死ねないと固く誓う。2021/06/20
くたくた
57
とりあえず、1番のえええ〜♪はナイショにしておいて、と。お父さんと一緒、と勘違いされてどーんと落ち込む姫子さん(笑)それにしても驚いたのは、姫子母子が名古屋にきてまだ二ヶ月だということか? 文治さんと婚約してからたったそれだけってことよ!?
Nyah
43
姫子は帝都から名古屋に移り2ヶ月。尋常小学校でようやく友人ができ、家へ招待できた。そして文治の誘いで名古屋観光へ。街では父子と間違えられ、落ち込む姫子に「人の評価など場所や時代で変わるものです。だから気にしすぎても仕方ないのですよ。貴方は変わっていけるのだから」と。他、婚約の経緯や、文治の職場である軍で「子どもに手をつけた」と噂を流され、出元を脅しにいく話など。文治様が素敵なのです。2021/12/28
かおりんご
34
再読。今度は隅々までゆっくりじっくりと。軍曹の傷だらけの体を見ていたら、某漫画の不死身の杉元を思い出したよ。2021/06/15