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出版社内容情報
ある日、病院で「目を覚ました」作者。
交通事故で頭を強打した後、約1ヶ月の間に行った「記憶にない」行動の数々。
そして目を覚ました後に身に降りかかった「後遺症」。
リハビリを経て、社会復帰を試みる作者に立ちはだかる壁。
事故で障がいを抱えた作者の体験を赤裸々に綴った、衝撃の実録漫画!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
M
53
リアル・・・ノンフィクションだからそりゃそうなのですが、奇跡だとかドラマティックなこともなく、地味に辛い毎日、無気力や孤独との闘い・・・これが現実なのだろうなと怖くもなった。芸は身をたすく、という言葉が浮かぶ。高次脳機能障害の本をいくつか読んだことがあるが、たとえ字が書けなくなっても、例えばピアノを弾くとか絵を描くとか芸術的素養は残る例が多い気がして。そしてそれを未来の希望の糧にできたり収入に繋げたり、生き甲斐にもなり自分の可能性として活きるような。・・・絵を習おう笑2019/09/10
ごへいもち
22
とても優秀な人なんだなぁ。障害を理解してからの問題把握や解決への思考が素晴らしい。頑張ってほしい2024/01/29
にゃんた
19
実際に交通事故で頭部傷害を受けた人が描いた漫画。経験者でないとわからない世界を垣間見えた気がする。上手とは言えない絵も本人の書いたものだと思えば納得。事故にあったと言う事実を受け入れるためにもこの漫画で記録に残すと言うことは大事なんだろうな。2019/05/28
くさてる
18
交通事故で高次脳機能障害となった作者がマンガで描く、その後の人生。けして読みやすい内容ではないし、華やかな画風でもないのだけど、とにかく作者の断固とした意思の強さ、「これを言いたい」「こうなりたい」「こうだった」「こうしたかった」という訴えのパワーがすごくてあっという間に読んでしまった。圧がある、とはこういうことを言う。良かったです。2019/05/22
かめぴ
16
…頭を強打した、事があるから読んでみた。強靭な精神、俯瞰できる思考、凄いなと思う。高次脳機能障害、失語症、斜視等の後遺症が残る中、リハビリから大学卒業からの就職。切り替えの思考が信じられないくらい強靭で、見習いたいと強く思う。私は一年くらいで後遺症もなかったけど…心に強く残っての読了。2021/05/15
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