出版社内容情報
『コダマの谷』に次ぐ、入江亜季の読切漫画を集めた作品集、第2弾。漫画約200頁+イラスト約30頁+あとがきを収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
30
「北北西に曇と往け」つながりで読んでみた。昔は、旅に出てくるのは義理と人情だけど、この著者のモチーフは、イケメンと美女(美少年)なのかなw。2022/05/05
ギンジ
24
借り読み。短編13話、付録にイラスト、そして入江さんのあとがきと贅沢な内容。どれも素敵で惚れ惚れしてしまいます。もう、美しすぎて涙出ちゃいますね。もちろん、ストーリーも面白い。入江さんの他の作品も某氏からお借りして拝読しているのですが、手元に置きたい欲求が沸々と…フツフツと…。乱ちゃんの番外編で爆発寸前です。読後は、しゃんと背筋を伸ばして前に進んでいくよう背中をたたかれたような、なんだか清々しい気分です。2022/10/01
てんてん(^^)/
22
はぁ、大好き。群青学舎を初めて読んだ時の衝撃を思い出した。入江さんは長編もいいけど、実は短編の名手でもある。ハイファンタジーのエピソードを切り取ったような「春駒」、優しくて大きな松の木、逃げまくる「旅の王子」、何のご褒美?「乱と灰色の世界番外編」、「トキの旅」は一途に頑張るトキとじっくり待ち続ける師匠の関係が素敵。全部感想書きたいけど、どれもテイストが違ってどれもいい。巻末の付録のイラストも嬉しかった。装丁も豪華で美しい。作家のみならず編集者の愛も感じる一冊、ファンにとっては最高の贈り物だと思う。2022/07/17
ぐっち
22
入江亜紀さんの旅にまつわる短編集。「太朗と太由良」が好きです。少年と犬との旅が嫌いなわけがない。大きな犬飼いたいな、そして旅に出たい。2022/04/23
s_s
21
はじめての青騎士コミックス。『旅の王子』・『家族合奏』・『多朗と多由良』など、陽気でコミカルな作品が連なる中で、特に”旅”を感じるのが『トキの旅』でした。過酷すぎる墓参り(?)の中に、キャラのたしかな成長を感じる。あとは師匠の握り飯と味噌汁はとても美味しそうなのです。「なろうとしてなるものじゃない」……たしかにそうかも。。2022/03/30