出版社内容情報
天から降る怒りの剣――!!ショーグン・ヨリトモの死は世界に混沌をもたらした。
ザイバツ・クランのロードたちは、最高権力の座を求めて争いを開始。
生き延びていたロード・ヒロはギルドの後ろ盾を得て、ショーグンの玉座を狙う。
苛烈な内戦の影が、未だかつてない大嵐が、シマ列島全域を覆い始める。
〈カゲ〉と合流した少女は新たな戦いに身を投じるべく動き出すも、
父の形見である〈識〉の力が暴走を始め、彼女に襲いかかるーー。
彼女の名はユキコ。〈嵐の踊子〉。ストームダンサー。
強大なる〈雷虎〉ブルウの背に跨って空を駆ける、全てのギルド者が恐れる少女。
少女の怒りは、世界を変える。
「ニンジャスレイヤー」の翻訳チームが仕掛ける和風スチームパンクの傑作!
ジェイ・クリストフ[ジェイ クリストフ]
著・文・その他
本兌有+杉ライカ[ホンダユウ スギライカ]
翻訳
toi8[トイハチ]
イラスト
内容説明
ショーグン・ヨリトモの死は世界に混沌をもたらした。ザイバツ・クランは最高権力の座を求めて争いを開始。苛烈な内戦の影が、かつてない大嵐が、シマ列島を覆う。“カゲ”と合流したユキコは再び戦いに身を投じる。“嵐の踊子”“全てのギルド者が恐れる少女”の名とともに、その小さな背に、希望と絶望、そして怒りの剣を負いながら。「ニンジャスレイヤー」の翻訳チームが仕掛ける和風スチームパンクの傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさみP
4
少女の怒りが諸悪の根源ショーグン・ヨリトモを討った前巻から加速度的に面白くなる本作でここからが本編なのでは。憤怒の末に殺戮者へと変わってしまったユキコ、ヒロのユキコへの愛憎と歪んだ忠義、わけ隔てのないキンの純真な想い、カゲ達のキンに対する憎悪、ブルウの獣としての本能。言葉があるのにみんな自分勝手すぎるだろ。理解不全それゆえの《識》の暴走(神の怒り)なのかな。各々のすれ違う感情の風が嵐を巻き起こし、未来は最悪の形で突き進む。逃れる手立てのある悲劇ほど悲惨。手綱を失った荒ぶる感情ほど恐ろしいモノはない。2017/08/27
誰も悪くないこれは悲劇や
4
死闘の最中に挟まれるヤングアダルト文脈恋愛描写が物凄いギャップになってまして、その振れ幅の大きさに脳味噌が追い付かなくなってしまうのですが、これでこそまさに少女対世界の対立であるなという強い納得感があり、そこがとても好きでもあるのです。感情が理性に先立ち、後さきのことを考える余裕もなく癇癪で他人を傷つける人間たちの織り成す群像劇は、当然の如く多くの不和を産み、悪い方へ悪い方へと物語の背を押してゆく。その引き金を引いたのが、前作で英雄譚の如く語られたユキコの活躍であることに唯ならない凄味があると思うのです。2017/08/07
matsu0310
0
☆☆2017/08/15
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- 和書
- くそったれ!少年時代