ＨＡＲＴＡ ＣＯＭＩＸ モテ考 - ３０歳独身漫画家がマイナスから始める恋愛修業

緒方波子

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 21cm
• 商品コード 9784047346079
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

モテぬなら、考えてみよう、モテるまで。理想の男性は荒俣宏――そんな３０歳女性漫画家である作者が「ひとりが気楽」とうそぶく人生にピリオドを打ち、彼氏を作るために動き出す！　野球観戦では明るいノリについていけず。理想の男性（荒俣度の高い人）を探そうとしては歴史民俗博物館をさまよう。執事喫茶ではチヤホヤされてうろたえる。メイク教室で、婚活パーティーで、文芸サークルで、果ては断食道場で！　作者は何を考え、何を見つけたのか。モテることの真理が綴られた奇跡の書。
爆笑そして共感の嵐を巻き起こした漫画誌ハルタ初のコミックエッセイが、ついに単行本化。ひとり身の気楽さを謳歌していた作者は、いったいどうやって恋人に巡り会えたのか？　恋愛偏差値ゼロ、いやもはやマイナスである作者【波ちゃん】の、斜め方向ながら大まじめな試行錯誤の日々を克明に記録した1冊。恋人がいる人も、いない人も、ほしい人も、ほしくない人も――「モテる」ってどういうことなのか、きっと分かる！

緒方　波子［オガタ　ナミコ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しのぶ]

オタク作者が描くリアルで変わった切り口の恋愛コミックエッセイ。優しく見える行動を取ればいいと言っている友人の絵が有言実行されていてフッと笑える。世間的なモテではなく自分に合ったモテと模索が必要なんだな。「化粧品や美容グッズは課金アイテム」上手い。執事カフェに行ってみたいな。

2020/12/24

[金城 雅大(きんじょう まさひろ)]

なかなか真理を突いている。

2017/09/16

[霜月ざら]

「モテる」とか「モテたい」という言葉を聞くとモテってなんなのさ！といつも思ってしまう。私の中でモテとは複数の人から好意を寄せられることかな？とかザックリ考えていた。このマンガを読んで「モテるためには努力が必要なのね」と思ったけど自分には無理そう。課金アイテムで見た目を磨くとか笑えるけど、素敵女子はやってるんだろうな。結論としてはピンポイントでモテれば良いということなんだろうね。私のモテのイメージとは違うけど、その方が納得は出来るかな。

2017/08/31

[袖崎いたる]

モテない知人女性に読ませようかな。女性エッセイストの視点と文体はユニークなのでいろいろ発見があってよい。こうした非モテ恋活漫画にしては珍しく恋人つかまえてるのは拍手喝采。

2018/07/25

[yk]

ちょっとおもしろかったな・・・。ラストのお話衝撃でした。まさかうまくいくと思わなかった！

2022/05/01