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出版社内容情報
覇剣の皇姫と読書狂の軍師が織り成す覇道戦記ファンタジー、第十二弾!ラトレイユにより謀殺されたと思われていたレジスだったが、帝都に戻り、政治面で暗躍していた。同時にアルティーナが軍を率いて帝都に現れる。緊迫した状況を招きつつ、ついに再会するレジスとアルティーナ――だが、無事を喜ぶ暇もなく、新皇帝の即位を目にすることに。そして、ラトレイユは近隣諸国へ宣戦を布告し、アルティーナたちは劣勢の続く南方戦線へと派兵されることに! 覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第十二弾!
むらさき ゆきや[ムラサキ ユキヤ]
himesuz[ヒメスズ]
内容説明
ラトレイユにより謀殺されたと思われていたレジスだったが、帝都に戻り、政治面で暗躍していた。同時にアルティーナが軍を率いて帝都に現れる。緊迫した状況を招きつつ、ついに再会するレジスとアルティーナ―。だが、無事を喜ぶ暇もなく新皇帝の即位を目にする二人。そして、ラトレイユは近隣諸国へ宣戦を布告し、アルティーナたちは、劣勢の続く南方戦線へと派兵されることに!覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第十二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
50
レジスとアルティーナの再会を描いた第12弾。ラトレイユからアルティーナの元帥就任と南方戦線派遣の任務が下される話。予想とは違った展開だけど、これはこれで面白い。どうやら内乱で決着みたいな単純な展開にはならなそうだけど果たしてどうなるんだろう。本編の方では相変わらずの脳筋っぷりを見せるアルティーナとレジスの久々のやり取りにほっこりしつつ、外伝ではジェロームの鬼っぷりを楽しめたりと、ページ数自体は少ないけど満足できる内容になっていて非常に良かったです。次巻からの新展開が楽しみだ。2017/04/29
よっち
42
ラトレイユによる謀殺を逃れ帝都で暗躍していたレジスが、戦死通知に激怒して軍を率いて帝都に現れたアルティーナとついに再会。新皇帝に即位したラトレイユにより南方戦線へと派兵される第十二弾。レジスの機転によって内戦勃発の危機をからくも切り抜けたアルティーナに下された意外な辞令。方針を転換せざるを得なくなり、戦術の変革期で先を見据えた駆け引きが繰り広げられる難しい状況。そんな中でも修羅場をくぐり抜けてきたレジスの卓越した見識が凄まじいですね。体制の再構築も始まって、今後どのように変わってゆくのか続巻が楽しみです。2017/04/26
わたー
25
★★★★★軍を率いて王都まで進軍したアルティーナ。すわ内戦かと思ったが、魔法使いレジスの鮮やかな手腕により一旦矛を収めることに。というところから始まる第12弾。安直に内戦へと舵を切らなかったことで、ラトレイユの戴冠を許してしまったアルティーナたちだが、ここからどう逆転するのか楽しみだ。ここからが魔法使いの真価の見せ処。まずは南部戦線をどう終息させるのか、次回を期待したい。それにしても、外伝で大立回りを繰り広げるジェロームの戦争狂っぷりがヒドい。2017/04/29
サケ太
19
今回もひっじょーに面白い!ついに皇帝になってしまったラトレイユ。それでもまだ負けていない。第4軍に合流したレジスはやはり頼もし過ぎる。新たな地位。次の舞台は南部。外伝でのジェロームは格好良い、強引で、乱暴で、傲慢だがこれもまた英雄の形か。2017/05/02
dorimusi
18
まとめて読んでる身としては、短いながらも動きも多く結構密度合ってよかった。リアルタイムで読んでる人は物足りなかっただろーなーって感じ。 ついに即位。そして元帥。元帥にした思惑はおおっ!なるほどと思えた。ラトレイユもよく考えてるね。ジェルマンかもだけど。 ジェロームの短編はよかった。やっぱ軍の現場には脳筋思考も必要だなと思えた。このまま別働のままラストまでいっちゃうのかな?傭兵王もだけど。2022/01/02