出版社内容情報
我が忠誠の全てを捧ぐ。貴族に生まれながら、劣等生として不遇の日々を送っていた少年・カムイ。
自ら死を望む彼の眼前に現れたのはーー漆黒の剣を携えた妖艶な魔族だった。
のちに≪四柱臣≫と呼ばれる仲間たちと交わした契り。
≪黄金の世代≫と称えられる皇国学院の同級生たちとの邂逅。
運命はカムイを、少しずつ覇道へと導いていく。
少年の意志が、新たな戦記を紡ぐ。
ダーク・エピック・ファンタジー、ここに開幕。
月野 文人[ツキノ アヤト]
ttl[トタル]
内容説明
貴族に生まれながら、劣等生として不遇の日々を送っていた少年・カムイ。自ら死を望む彼の眼前に現れたのは―漆黒の剣を携えた妖艶な魔族だった。元・魔王領“ノルトエンデ”を統治する貴族からの誘い。のちに“四柱臣”と呼ばれる孤児院の仲間たちとの誓い。“黄金の世代”と称えられる皇国学院生たちとの出逢い。「腐敗する皇国に改革を」―運命はカムイを、覇道へと導いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
8
擬態する策略家(見くびられないように力はあちこちでチラ見せ)達。着々と進む。最初の「魔族のお姉さん」まだ出てこないん?剣どうなったん?「自分の立ち位置よく考えて立ち回れ」が全編に流れる。私ぼーっと生きてたなあとしみじみ思う面白い作品でした。次も読む2018/12/01
ao
2
再読。昔読んだときはとても熱中して読んだが、今回は少しご都合ん〜?と思ってしまうところもあった。ファンタジー。不思議な力はあれども必死に死に物狂いでちゃんと努力する主人公は良い。よかった。2023/08/29
J・Kaiyou3426
1
読了。なろうで読んで、気に入ったので購入。濃厚な戦記物だけど、重くなく割りとスラッと読めるので良かった。 物語的には冒頭部分で、動きはそんなに無いが、それでも面白いのは流石だと思う。2017/05/20
Yuuki Suzuki
1
重厚だけど重過ぎない、肉厚だけど硬くない。 かなりダークな話だけど、合間合間に挟まれたコミカルさ?なお陰でサクサクと読める。 個人的にかなり好きな部類。2017/03/01
DTiGeR
0
この部類の作品の中で気に入ったものはあまり無いんだが、これはそれなりに良い感じだった。2巻はちょっと考えてから。2017/02/25