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出版社内容情報
龍ヶ嬢七々々はいなくなった――遂にすべての真相が明らかになる七重島全土を騒がせた文化祭はさまざまな問題を残して終了した。七々々コレクションへの不信感がくすぶる周囲に対して、変わらず七々々を信じ続ける重護。一方、独自に調査を続けていた天災は、確実に龍ヶ嬢七々々殺人事件の真相に近づきはじめる。そんな二人の意見が重なったその時、遂に真実へ至る道筋が顔を覗かせる――! 次々と明らかになる秘密、そして真実。それは誰のための未来へ続くのか? 奇想天外トレジャーハント・ロワイヤル、堂々完結。
鳳乃 一真[オオトリノ カズマ]
第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞受賞『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』でデビュー。全12巻。
のん[ノン]
赤りんご[アカリンゴ]
内容説明
七重島全土を騒がせた文化祭はさまざまな問題を残して幕を閉じた。七々々コレクションへの不信感をくすぶらせる周囲に対して、変わらず七々々を信じ続ける重護。一方、独自に調査を続けていた天災は、確実に龍ヶ嬢七々々殺人事件の真相に近づいていた。そんな二人の意見が重なったその時、遂に真実へ至る道が拓ける―!次々と明らかになる過去、そして願い。それは誰のための未来へ続くのか?奇想天外トレジャーハント・ロワイヤル、堂々完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
47
「ごめんね、重護。ずっと騙しちゃってごめんね」様々なメディアミックスを展開しアニメ化もした龍ヶ嬢七々々シリーズ。その根幹にあった龍ヶ嬢七々々殺人事件の隠された真相がついに明かされる。奇想天外トレジャーハント・ロワイヤル、堂々完結!!駆け足気味だった気もしますが何はともあれ、完結おめでとうございます。全ての伏線を回収しきったとは言えないけれど全力で読者の想像を外しにいく姿勢は嫌いではありませんでした。願わくばこの物語も七々々ちゃんと同じく"きちんと終わらせること"ができますように。星4つ【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎】2018/05/26
佐治駿河
42
これって打ちきりなのですか?それでも十分楽しめることが出来たシリーズでしたね。最終巻は七々々の死因がはっきりとして、ある程度重要な部分もの伏線も回収できていましたし、総合的に満足です。1巻を読んだ時に結構衝撃的だったことが思いだされます。非常に面白く作者の気持ちが乗った作品であり世界観に取り込まれていったことが懐かしいです。鳳乃一真さんはこの作品以外を読んだことがありませんので機会があれば読んで見たいですね。何にしても「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の完結おめでとうございます。そしてありがとうございました。2024/06/28
ぺぱごじら
15
龍ヶ嬢七々々の死、真相についてはひょっとしたら…みたいな感じはありましたが、そこに至る心境が余りにも『どうなのよソレは』感があり(笑)。ただ登場人物達が口々に『読み手が言いたくなる思い』を代弁してくれたような所もあり、色んなことが些かぐだぐだにせよ、まぁ作者の計算通りという所でしょうか。先がまだまだ書けそうですが、区切りというのは、最早本編からテーマが逸脱しているので仕方無いのですが、まぁ機会があればまた読みたいですね。2016-1842016/12/31
霧間
13
これで終わり?駆け足に終えた感が…。遺跡攻略描写欲しかったし、いろいろ物足りない最終巻でした。けれど、この1巻でまとめなければならいという制約があったのだとしたら、上手にまとめていたなと思います。ダルクとお嬢様に関してはどうしてもかきたかったのかもしれないけど、雪姫さんももう少し書いたげて!いつか補完されるらしいので待とうと思います。2017/04/26
F.key
8
完結。と書いていいのかは定かでないけど。いろいろと謎と真相が解き明かされていく様は読んでてなかなか爽快でした。もう名探偵が主人公でいいんじゃないかな。最後はやや大味な気がしないでもないですが。迷宮パートも(あれば)読んでみたかったしなぁ。続きも何かしらの形でててくれることを願います。ひとまずは一区切り、お疲れ様でした。2017/01/31