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出版社内容情報
正体不明の万能ガイド、伊藤鶴吉の謎に迫る!水の都、新潟。そこで伊藤が受け取ったのは、元雇い主・マリーズからの手紙だった…。あらゆる知識に通じ、流暢な英語を操る彼の、秘められた過去。そしてバードと旅する目的とは!?大人気・日本発見紀行、第3巻!
佐々 大河[サッサ タイガ]
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
157
イザベラ・バードの日本紀行3巻目です。大内宿から新潟へ出てという旅程が書かれています。まだまだ続くのでしょう。日本人が結構いい人ばかりに書かれている気がします。阿賀野川の船頭なども面白く書かれています。また食事も時たま付き添いの伊藤が作ったりしておいしそうな感じです。再度原文を読みたくなります。2016/12/20
yoshida
155
日光街道から南会津、大内宿、西会津を経て津川から阿賀野川を下り新潟へ旅は進む。仕事で南会津に住んだことがあり大内宿など懐かしかった。戊辰戦争の爪痕が南会津にも残っていたとは知らなかった。大内宿は旧街道が国道にならず、高度成長期でも隔絶された地域となり街道宿の町並みが残っています。今では観光地になっています。津川は水運で栄えたので今とは別の街の印象です。そして私が大学時代を過ごした水の都の新潟。江戸から明治の初めは水運が大きな役割を果たしていた。それが鉄道に変わって街や人の流れも変わる。興味深い作品です。2016/12/17
またおやぢ
65
会津路を抜けて新潟に到着。イザベラの若さには今だに違和感を感じるが、古きよき日本の風景や風俗、そこで暮らす人々の想いを丹念に描いていることに好感を覚えるシリーズ第3巻。画力が上がってきているなぁ~と思うのは上から目線過ぎなのかしらん?2016/12/16
まろんぱぱ♪
64
地元の新潟が舞台。モノの本には、バードさん湯沢の印象が最悪だったとあったんで心配でしたが、サラッと流してありましたね。昔の日本、豊かではない、しかし興味深い国、日本。通訳の鶴吉の過去が、謎が、少しずつ描かれます。帯にもありましたが、もう一人の主人公イトの物語ですね。また、半年待たなきゃ(笑)2016/12/16
かっぱ
53
まだ戊辰戦争の傷跡が残る会津を行くバードさん一行。この国の様々な信仰心に触れるたびにメモを取る。津川はおかしがいっぱいの町。甘いものには目がないイト(伊藤)は菓子ばかり食べている。かと思えば、料理人のような腕を発揮してバードさんに御馳走を食べさせる。そして命がけで川を下って新潟へ。新潟では宣教師の娘・ルースちゃんが珍しいのか出かけた先で黒山の人だかり。「この国の並外れた子供好きはどこも同じ」とバードさん。2016/12/21
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