出版社内容情報
孤高なる魔導王の深淵。魔導国を建国し国王となったアインズは
魔導国を理想郷とすることを決意。
永遠に繁栄し、数多の種族がアインズに跪く世界。
その第一歩として、冒険者組合の強大化と冒険者の育成を
目論んだアインズは帝国に向かう。
一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも
各々に対抗策を講じていた。
不滅の国に君臨する王となるべく行動を開始した、
アインズの一手が及ぼす影響とはーー。いよいよ新章開幕!
丸山 くがね[マルヤマ クガネ]
so?bin[ソウビン]
内容説明
不滅の国に君臨する王となるべく行動を開始した、アインズの一手が及ぼす影響とは―いよいよ新章開幕。王となったアインズは統治する魔導国を理想郷とすることを決意。永遠に繁栄し、多数の種族がアインズに跪く世界。その第一歩として、冒険者組合の強大化と冒険者の育成を目論んだアインズは帝国へ向かう。その一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも各々に対抗策を講じていた。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
61
死の支配者・魔道王アインズと、その部下たちによる異世界征服物語の10冊目。不滅の国に君臨する王となるべく、アインズが行動を開始する話。魔道王の智謀が深すぎてやばい。普通に行動しているだけで、周りが勝手に勘違いして世界征服への第一歩に繋がるとか我らがアインズ様は流石ですな。真面目に策を講じている人達が、何だか不憫に思えて仕方がありません。今回何気に武王さんがめっちゃ渋カッコ良かったのが印象的。ナザリックの新たな漢気枠は彼で決まりですね。アルベドの不穏な行動や他国の動向が気になるし、早く次巻を読みたいです。2016/05/30
ナオフミ
39
今まで主人公たちの仲間内でしか計画を進めていなかったが、ついに周りの国や人間が計画の一部に入ってきた。また、主人公自らが動いて様々な営業をしてよくしていく姿もとても新鮮で面白かった。相手が深読みするあまり妄想と幻想が肥大化していくのはもはやこの作品の十八番だろう。2023/12/21
花揶〓書店員
37
魔導国の更なる発展を目指すべく国力増大に向けての新技術や、理想郷計画の為に無い脳味噌をフル回転させて国家の方針を定めて行く、王たるアインズ。全ては異業種の集まりだったかつてのギルド、『アインズ・ウール・ゴウン』を再現する為に。また魔導国の宣伝活動をする上で冒険者組合に価値を見出し帝国へ赴くが、偶然法国との密談に遭遇した二人の遣り取りがいっそ清々しい程の意思不通っぷりで、全く何と痛快な事か。闘技場の縛りプレイも普段と一味違って中々美味しい。最も、ちらりと覗くラナー王女の不穏な動きに途轍も無い不安を覚える巻。2016/11/05
kubottar
32
待ちに待った新刊!一気に読みました!前世(?)では一般会社員だった主人公が別世界では魔導王に成り上がりました。この小説の一番面白いところは、主人公が王にふさわしい行動を身につけようと努力している姿です。胃に穴、いや、主人公は体が骨だからそんなものはないけど、それくらい苦労している様子を見ると応援したくなる。2016/06/01
をよよ
28
これまでで1番好きな巻です。アインズ様と周囲の思惑の食い違いっぷりはこのシリーズの魅力のひとつだと思いますが、間違ったパズルのピースが、間違ったままぴったりはまってしまい、別の絵柄が出てきちゃったよ、という感じでしょうか。なんというか作者様の『職人ワザ』を目にした気分です。サイコー!2017/04/22