ビーズログ文庫アリス<br> コクラセ

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ビーズログ文庫アリス
コクラセ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047340466
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたの『コクハク』、請け負います。受けた依頼は必ず果たす。失敗知らずの頼れるやつら、そのグループの名は「コクラセ」。
叶わぬ恋に身を焦がす依頼人の想いを遂げるため、あらゆる手段を駆使して告白の舞台を整える者たちである。
文化祭の近づく私立羽里高校でも、ひとり、またひとりとコクラセに助力を求める依頼人が! 
関連動画再生数400万オーバーの大人気「コクハク」フリーゲームがミステリー作家・円居挽の手によって完全オリジナルノベル化!! 
ひとクセもふたクセもあるキャラクター達が加わって、コクラセが文庫でも大活躍!!

円居 挽[マドイ バン]

どろみず[ドロミズ]

galanti[ガランテ]

内容説明

受けた依頼は必ず果たす。失敗知らずの頼れるやつら、そのグループの名は「コクラセ」。叶わぬ恋に身を焦がす依頼人の想いを遂げるため、あらゆる手段を駆使して告白の舞台を整える者たちである。文化祭の近づく私立羽里高校でも、ひとり、またひとりとコクラセに助力を求める依頼人が!ひとクセもふたクセもある依頼人たちから持ち込まれる突飛な依頼や新たな障壁の登場に、コクラセはどう立ち向かう!?

著者等紹介

galanti[GALANTI]
ゲーム制作者。2014年にフリーゲーム『コクラセ』を発表し、2015年からニコニコゲームマガジンにて連載開始

円居挽[マドイバン]
ミステリー作家。京都大学在学中に推理小説研究会に所属し、『丸太町ルヴォワール』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライムとザクロ

8
【16-146】原作未プレイで、円居挽サイドから本作に入った読者としては、登場人物の言動や性格、筋書きのミステリ仕掛けがどちらに起因するものか判然とせず、やきもきしてしまった。それは裏を返せば、ノベライズでも円居作品らしさが健在ということ。1話目はパスティーシュ、2話目はオーソドックスな人物当て、3話目に論陣を張って……と、構成まで既刊で見たような内容。中学生の頃、ネット界隈のフリーゲームにたいへんお世話になった身としては、久々にこういうゲームをやってみるのも良いかな。 4点/102016/12/23

yosa

8
ヘンな設定のヘンなミステリで、相当デフォルメされているもののなかなか円居挽っぽくっていいじゃないか、と感じたのは実は間違いで、原作は別の方の作品で、しかもゲームなんだとか。ヘンなことを考える人はいっぱいいるもんだ。整合性より物語の面白さを優先する作りはルヴォワールを思わせなくもなくて好印象。また、そこはかとなく森見登美彦さんっぽいアプローチもあったりして微笑ましくもありましたが、全体としては薄味な印象でした。コクラセのメンバーに魅力が無いのが残念。個人的には京都大学に舞台を置き換えたバージョンが読みたい。2016/06/22

アキナ

7
ビーズログ文庫では珍しい作家さんのお名前にわくわく。告白の舞台を整えてあげる陰のグループ「コクラセ」のお話。元は無料PCゲームとのことですがそちらはやってません。ミステリ要素もあり、分かりやすいライバル的存在とやりあいながら告白舞台を作る読みごたえのあるお話もあり、しっかりと文章が詰まっていましたのでレーベルの中では結構異色なのかもしれません。とても楽しく読むことができました。イラストもゲームと同じイラストとのことで、個性的で可愛らしいと思いました。2016/06/12

6
原作未プレイ。依頼人の告白を成功させる秘密集団「コクラセ」。とても面白かった。特に「タイラント・ブレイク」が好き。キャラクターの濃さ、仕掛け。読みながらたくさんわくわくさせてもらった。2016/05/22

へいがぁ

5
ゲームのノベライズのようですが、ゲームを全く知らない状態で、著者の名前で購入。ミステリー要素というよりはコンゲームっぽい気がしました。2016/07/07

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