ＳＦ大クロニクル

ヘイリー，ガイ【編】〈Ｈａｌｅｙ，Ｇｕｙ〉/北島 明弘【日本語版監修】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/02発売）

• サイズ B5判／ページ数 576p／高さ 25cm
• 商品コード 9784047319332
• NDC分類 778.7
• Cコード C2074

出版社内容情報

壮大かつ繊細な作品世界の全貌！

スター・ウォーズ
ブレードランナー
スパイダーマン
スーパーマン
2001年宇宙の旅
バットマン
エイリアン
猿の惑星
トワイライトゾーン
バック・トゥ・ザ・フューチャー
バイオハザード
マトリックス
ドクター・フー・・・・・等々
壮大かつ緻密な作品世界の全貌!

250以上の名作と1700以上の項目で
SF史をビジュアルに紹介!

「フランケンシュタイン」以降、
100数十年にわたるSFの世界を彩った名作たちを
作品の発表形式（「映画」「小説」「コミック」「TV番組」「ゲーム」など）や
監督、脚本、俳優、制作スタッフなど製作者側の情報などをふんだんに盛り込み、
年代別に年表や場面写真、ジャケット写真などを多用してビジュアルに紹介。
壮大なSF世界を膨大な情報量でまとめた初の「ビジュアルSF史」。

日本作品も「宇宙戦艦ヤマト」「新世紀エヴァンゲリオン」「攻殻機動隊」「風の谷のナウシカ」「20世紀少年」等々
海外編集ならではのチョイスで詳細に紹介。また個人としても「円谷英二」などSF史のエポックメイキングな人物を紹介。

内容説明

スター・ウォーズも、ブレードランナーも、アベンジャーズも、バットマンも、エイリアンも、２００１年宇宙の旅も、猿の惑星も、壮大かつ緻密な作品世界の全貌！２５０以上の名作と１７００以上の項目でＳＦ史をビジュアルに紹介！

目次

第１章　ＳＦ黎明期：ジャンルの誕生―１８１８～１９２５
第２章　大衆文化：ＳＦ“黄金時代”―１９２０～１９５０
第３章　原子時代：科学の驚異と危機―１９５０～１９７０
第４章　暗黒の未来：大惨事と宇宙戦争―１９７０～１９９０
第５章　冒険は終わらない：近代ＳＦ―１９９０～現在

著者等紹介

ヘイリー，ガイ［ヘイリー，ガイ］ ［Ｈａｌｅｙ，Ｇｕｙ］
ＳＦライター兼ジャーナリスト

北島明弘［キタジマアキヒロ］
１９４８年、長崎県佐世保市生まれ。上智大学文学部新聞学科でジャーナリズムを専攻し、書店員、ケーキ店員、紳士録編集、印刷会社員など、さまざまな職業を経て１９７４年にキネマ旬報社に入り、１５年にわたって映画雑誌、映画書籍の編集に携わる。１９８９年に独立してフリーランス・ライターとなる。『世界ＳＦ映画全史』と『世界ミステリー映画大全』（共に愛育社）で、２００７年度日本映画ペンクラブ奨励賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[がんぞ]

小説だけでなく映画、テレビ映画、アニメ、ゲーム（『バイオハザード』など）もSFの範疇として扱い、項目にメルクマール作品・作家・映画シリーズのみならず、スピルバーグ・ルーカスなど有名監督も盛り込む「読み放題」の一書。「SFはプロットを読むほうが面白い」とはヴォネガットJrの達見だが、『ドクター・フー』『ジャッジ・ドレッド』など、どう見ても無理っぽい設定がなぜ好評だったのか？／多人種協和がテーマの『スター・トレック』が繁盛を続け、『宇宙家族ロビンソン』が３シーズンで終わったのには、核家族社会の衰退が見て取れる

2018/02/18

[yyg]

SF黎明期から2000年代までの主にアメリカ、イギリスSFの流れを、全編カラー、スチル写真満載で解説。時々思い出したかのように、他の国の解説も入る。ビジュアル面については満足、作品解説もまあまあだが、時々入る各作品のストーリーの説明が断片的過ぎて、よく分からないことに（壮大で複雑なストーリーを無理矢理短縮しているので仕方ないことろではある）。高額なので買うのに気合がいるが、この内容なら仕方ない。一様日本の作品についても解説されているが、数が少ないので、だれか日本版を作ってくれないかなぁ（他力本願）。

2016/03/13

[りゃーん]

〈ビバ！SF！あるいは、よくぞオタクに生まれけり！〉 昨夜から読んでいた、この約6千円、約6百頁の大著をここに読了！ クロニクル？まぁ、総ざらいという意味にして、どんなクロニクルが読みたいか？となればそれはSFだけだ！ 図版多数とくればそれは純文学でもミステリでもなく、それはもうSFだけだ！ スッゴい愉しい本で、作家・SF史重要作品・シリーズものを最初の代表作、もしくは第一作が発表された時点を里程標に置き、それは1818年のメアリー・シェリー作「フランケンシュタインの怪物」から2009年のジェームズ

2017/02/12

[Akito Yoshiue]

非常な労作。資料的価値も高そう。写真のキャプションも秀逸。

2016/03/01

[海戸 波斗]

すっごい分厚い本。めくるだけでも一苦労、宇宙戦艦ヤマトも掲載されてるんだが、私の知らないヒストリーがあるんだな。ガッチャマンも載ってるけど私の知ってる解説ではなく西洋の子どもたちが初めて見る日本のアニメとして紹介されていた。海外SFのお好きな人にはたまらないでしょう。

2016/03/23