虎の007―スコアラー室から見た阪神タイガースの戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047318618
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

タイガース一筋にスコアラー25年!初めて明かすダメ虎の理由と日本一の舞台裏!

著者は阪神タイガースで25年間スコアラーを務めた。この4半世紀の経験を元に、現在のプロ野球が行なっているデータ戦術の内容を具体的に記し、「ダメ虎」と「猛虎」それぞれの阪神が抱えていたチーム事情を説く。

内容説明

著者は、阪神タイガースで25年間スコアラーを務め、多くの選手に慕われた。4半世紀にわたってチームを内部から見続け、支えてきた人物である。その著者が、初めて明かす阪神タイガースの栄光と挫折。なぜダメ虎と呼ばれ、お家騒動が続いたのか。85年の日本一のドラマがいかなるものだったのか。外様監督である野村・星野時代にチームはいかに変わったのか―。和田監督をはじめ、バース、掛布、岡田、金本、藤川らの語られざる素顔を描く。

目次

第1章 拝啓 和田豊様
第2章 スコアラーという仕事
第3章 プロ球界のデータ競争激化
第4章 野球人生、波瀾万丈なり
第5章 阪神を変えた3人の名将
第6章 思い出のスコアシート
第7章 日の丸スコアラーの北京五輪

著者等紹介

三宅博[ミヤケヒロシ]
1941年岡山県倉敷市生まれ。県立倉敷工業高校で58年春、59年春夏の3度の甲子園に出場。60年に大阪タイガース(現阪神タイガース)のスカウトを受けてプロ入り。同年から一軍の試合に出場するなど将来を嘱望された内野手(遊撃手、二塁手)だったが、64年に走塁中のスライディングで右膝靱帯断裂。翌年、現役を引退し球界を離れた。その後、80年にコーチとしてタイガースに復帰し、82年からはスコアラー。緻密な情報集積とその分析・解析力には定評があり、タイガースオリジナルのデータシステムの構築にも尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

2
長年のスコアラー経験に裏打ちされた具体的かつ緻密な話で非常に面白かった。近年の野球本のなかでも出色。2012/03/09

ぴかりん

1
ドラゴンズファンの私は、失礼ながら三宅さんのことは知りませんでしたが、たまたま地元ケーブルテレビ局でお話させて頂く機会があり、星野ジャパンに参加していたドラゴンズの選手の話などを面白く話してくださいました。その後、この本のことを知り早速読んでみました。スコアラーの仕事の奥の深さや、フロント・監督・選手たちの面白くも興味深い話、野球好きなら絶対楽しめます!タイガースファンでなくてもおススメです♪2013/02/25

ベースポール

1
野村さんの書いている本と比べると、結構違うことが書かれています。赤星さんのドラフトあたりの話は、こちらに信憑性があるように思います。文章の構成もよく、とても読み応えがありました。

かずさん

1
スコアラーの細かい分析力に感心した。野球って、奥が深い…。2012/06/10

gq550_tomy

1
デイリースポーツに目を通す虎党なら、必ず目にしたことがある「三宅スコアラー」が、自身のスコアラー業務を通じて見聞したプロ野球の舞台裏を解説していく、魅力あふれまくりの一冊です。まだスコアラーという業務が確立していない草分け時代のデータとの苦闘、スコアラーから見た阪神選手(バース、マイク仲田、掛布etc)の意外な側面、近年の3大監督(野村、星野、岡田)の功罪など、見所が盛りだくさんです。何よりも著者のタイガースへの愛着と情熱が強く感じられ、虎党の自分としてはとてもうれしいです。2012/06/09

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