出版社内容情報
医療事故の急増が伝えられている歯科インプラント。安心・安全な治療を受けるために、患者がすべきことは何か？ 大学病院で多数のトラブル症例を診てきたインプラント科の教授が、詳しく解説する。
内容説明
歯科医療における「２０世紀最大の発明」とも言われる歯科インプラント。人生の後半部分のＱＯＬ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｌｉｆｅ＝生活の質）向上に役立つなど、その有用性が広く認められている一方で、近年ではトラブル事例の急増が伝えられている。安心・安全な治療を受けるためにはどうしたらいいのか、患者が知っておくべきインプラント治療の正しい知識から、信頼できる歯科医師選びのポイントまでを、現役の歯科大教授がズバリ解説。インプラント治療で後悔したくないすべての人に贈る、患者必携の一冊。
目次
第１章 インプラント治療とはどういうものか？（歯を失うとどうなるのか？；インプラント治療の目的 ほか）
第２章 インプラント治療をめぐる“３つの誤解”―「患者」「歯科医師」「社会」の誤解（患者さんの誤解―インプラント治療に対する過度の期待；歯科医師の誤解―「病気を治している」という勘違い ほか）
第３章 安心・安全な治療を受けるために１ インプラント治療の流れを知っておこう（インプラント治療の８つのステップ；最新治療法とコンセンサス ほか）
第４章 安心・安全な治療を受けるために２ 術前検査・診査でリスクを明確化する（全身的なリスクファクターを明確化する；インプラント治療で問題となる全身疾患とは？ ほか）
第５章 安心・安全な治療を受けるために３ 信頼できる歯科医師の選び方（歯科医師を選ぶ上で、何が基準となるか？；大前提となるのはコミュニケーション能力 ほか）
著者等紹介
矢島安朝［ヤジマヤストモ］
１９５５年、長野県松本市生まれ。８０年、東京歯科大学卒業。８５年、東京歯科大学大学院歯学研究科修了（歯学博士）。同年、東京歯科大学口腔外科助手、９０年、講師に就任。９５～９７年、ドイツ・ハノーファー医科大学口腔顎顔面外科学教室に留学。その後、東京歯科大学口腔インプラント科部長、助教授を経て、２００６年から教授に。日本口腔インプラント学会専門医・指導医・理事、日本顎顔面インプラント学会専門医・指導医・理事、日本口腔外科学会専門医・指導医（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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yk
ま～やん
