角川SSC新書<br> 心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」

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角川SSC新書
心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315860
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

暗い自分が本来の自分だという思い込みをしていませんか?

将来への不安が募る中、心の軽さはどうすればキープできるのか。心地いい感覚を自分でつくり出し、そのさわやかな感覚をインプットすることで、心の軽さが長続きできることを伝えていきます。

内容説明

内政も外交も行き詰まり、将来不安とともに生きづらさが増しています。心が暗くなりがちですが、さわやかで心地いい感覚は周囲が与えてくれるもの、という思い込みをしていませんか。心は自分でコントロールするものであり、さわやかさは自前でつくり出すことができるのです。身体の中から湧き起こるさわやかな感覚、心が洗われていくような「内発感覚」をインプットすることで、心の軽さがキープできることを伝えていきます。

目次

第1章 将来の不安を拭うために、どうすればいいのか
第2章 生きづらさの根底にあるもの
第3章 なぜいつも心はさわやかでいられないのか
第4章 心地いい感覚は自前でつくり出すことができる
第5章 さわやかさをつくり出すベースこそ「感謝」
第6章 心が晴れ渡った感覚をキープするには
第7章 「内発感覚」が人生を楽にしてくれる

著者等紹介

名越康文[ナコシヤスフミ]
精神科医。1960年、奈良県生まれ。近畿大学医学部卒業。大阪府立中宮病院(現・大阪府立精神医療センター)にて精神科緊急救急病棟の設立、責任者を経て、99年に同病院を退職。臨床に携わる一方、テレビ・コメンテーター、雑誌連載、映画評論、漫画分析などさまざまなメディアで活動。2009年4月より京都精華大学人文学部特任教授に就任(現在は同客員教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西

36
会話形式で書かれているため本来は分かりやすいはずで、そのとおり表面の部分はわかるけど、深い部分がどこまで理解できたか。一回では難しいかもしれないと思った。心とは4頭立ての馬車であり、それを制御するのが私であるということ、「心は大変厄介な暴れ馬だと自覚し、それを観察しながらだんだんと手なずけていくのが私、つまり自己の課題」ということは覚えておきたい。また、周りと一体化することによって自分のつまらない価値観や苦しみから解放される点はなるほどと思えた。仏教のありがたみがわかる年になってきたのかなとも思う2017/06/18

やすらぎ🍀

25
感想を書かずに手放すことにしました✨2020/05/25

S.Mori

14
良い本です。自分の心の状態を見直すのに役立つのではないかと思います。1章の「怒りは人間のコミュニケーションのベースにある」という考え方はショックですが、的を得ていると思います。人間は赤ん坊の時に泣いて、自分の欲求を伝えるので、大人になってからもその方法を使ってしまうということです。もちろん他人に怒りをぶつけていては本当のコミュニケーションは成立しません。この本は人間が持っている否定的な心の状態を変えることを目指すものと言えます。心と自分自身を同一視しないで、心を自力で制御することが大切と著者は説きます。2020/01/18

aoneko

9
「瞬間の心理学」を先に読んだからか、序盤わりとすーっと読んでしまったけど、自分はここはこうだな、という気づきが多いのは楽しい。見方があっさり変えられたりすることも。『内発感覚の経験』の話は特に面白かった。ヨーガの瞑想はこんな意味もあったんだな。 本当に忙しい人は、自分から忙しい忙しいなんて愚痴をあまり言わない。はへぇーでした。そうなの?2014/06/30

し ま し ま

6
溢れる情報に振り回され、先々のことに思いを巡らすよりいまここに集中すること。現在を見つめる力を養っていれば少々の不測の事態にも落ち着いて対応出来る。流動性の高い、正解のない世界では得意技に頼りがちだがそれでは対処出来なくなっていくので得意でない能力を鍛えなくてはならない、というのはMBTIのワークショップで学んだこととリンクする気がした。2017/08/25

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