出版社内容情報
困難な時代を生き抜くための賢者の智慧を易経から学ぼう!
儒教の四書五経の一つ易経を、初心者でも気軽に読めるよう、わかりやすく訳し解説した一冊。易経を学ぶということは、さまざまな問題の解決法を知ること。先の見えない不安な時代を生き抜くためのヒントが満載です。
内容説明
四書五経の一つにあげられる易経は「帝王学の書」として、企業や組織のリーダーに読まれてきただけでなく、中国最古の「思想哲学の書」として、西洋哲学にも大きな影響を与えています。本書は「リーダー論」としてではなく、「みんなのための易経」として、初心者でも気軽に読めるよう、わかりやすいことばで易経を解説しました。閉塞した日本社会を生き抜くためにはどうすればいいか、どのように行動し対処すればいいか、具体的な方法を易経の教えから説いていきます。先の見えない混沌とした世の中を不安なく、生きていくための処世の書です。
目次
第1章 易経とは人生の変化を教える書(自分らしく生きるために易経を読む;六十四の卦に記された人生 ほか)
第2章 易経とはなにか―易経の基礎知識(易経の成り立ち;易経成立の歴史的背景 ほか)
第3章 易経から現代を読む―陰陽で現代の生き方を探る(陽の時代の終わり―くだり龍になった現代;「陽」を象徴する乾為夫の卦 ほか)
第4章 地に足をつけて生きる―陰の時代を生きるための坤為地の智慧(ものごとを冷静に受け止める陰の力;坤為地(限りなく受容して、柔順にしたがう大地の徳 ほか))
第5章 自分らしく生きるためのヒント―日常に易経の教えを用いる(天雷无妄(余計なものを省いて生きる/人災を防ぐには/自然の力にまかせてみる)
地天泰・天地否(かたむかない安泰はなく、打開できない閉塞はない/地天泰の安泰を保つには/天地否の閉塞を打ち破るために) ほか)
著者等紹介
竹村亞希子[タケムラアキコ]
易経研究家。東洋文化振興会相談役。1949年名古屋生まれ。中国古典「易経」を、占いでなく古代の叡智の書としてわかりやすく紹介。全国の企業、官庁で講演やセミナーを開催。易経全文を読むのに10年をかけるNHK文化センター(名古屋)「現代に生きる『易経』入門」講座は、今年で16年目に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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市太郎
ビイーン
紫羊
ひろ☆
おおにし