出版社内容情報
忘れ去られようとしている日本に古くから伝わる習慣を次の世代に伝えたい!
華道家元と結婚し、衆議院議員としても活躍する著者による、日本に古くから伝わるしきたりやマナーを解説する本。ただし、古めかしいしきたりを押し付けるのではなく、現代に合った合理的な方法を伝授。
内容説明
華道の家元と結婚し、衆議院議員としても活躍する著者による、日本に古くから伝わる習慣や作法、行儀などを解説する本。また、現代のスピーディな世にも通用する合理的な方法も伝授。
目次
第1章 美しい日本の習慣(我が寺「六角堂」;お正月 ほか)
第2章 仕事は丁寧に思いやりを持って(時間泥棒;美しい話し方の秘訣は、「間」 ほか)
第3章 人間関係を円滑にする気配り(「ありがとう」は便利な言葉;お福分け ほか)
第4章 冠婚葬祭と公共のマナー(菊作り菊見る人は陰の人;スピーチも余興もほどほどに ほか)
第5章 よりよく生きるために(本を読む習慣;もったいないプロジェクト ほか)
著者等紹介
池坊保子[イケノボウヤスコ]
東京都生まれ。学習院大学文学部在学中に華道家元・池坊四十五世専永と結婚。生け花の育成発展に尽力し、池坊学園理事長並びに学園長を経て、平成8年衆議院近畿比例区より初当選。現在衆院5期。文部科学大臣政務官、衆議院・文部科学委員長、文部科学副大臣を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoru Kobayashi
1
『青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、怯懦をしりぞける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増やすが、情熱を失う時に精神はしぼむ』サミュエル・ウェルマン2017/02/04
茶幸才斎
1
果たして出版の意図が筆者に正しく伝わっていたのか疑問を覚える。京都の名門池坊家の華道家であり、衆議院議員も務める筆者が、日本伝統の四季の行事や礼儀作法に加え、仕事や日常の人間関係を円滑に保つエチケットや秘訣について、わりと自由な感じで書いている本。筆者の経歴と表題に惹かれて読んだが、普通の大人からすれば内容は概ね一般常識の範疇にあり、特に真新しい発見も深い共感も見出せなかった。京都という土地柄に根差すしきたりや食べ物の話は興味深いが、分量はわずか。せっかく執筆を依頼したのに、出版社は勿体ないことをしたね。2012/07/14
なむ
0
日常のマナーを意識しながらすごすことで、人間関係を円滑にすることができることをわかりやすく教えてくれました。2013/04/07