出版社内容情報
グチグチと言葉を重ねて、考えすぎるから幸せは逃げていくのです!
人間に文明をもたらした言葉。今私たちは、その言葉によって傷つき、悩みを増大させています。「生きる意味」について、何十年も悩み続けた老禅師が語る、心が軽くなる生き方指南。
内容説明
曹洞宗の大本山・總持寺貫首を務めた高僧、板橋興宗禅師が、「本当のいのちの生かし方」と「息をすることの大切さ」を説きます。海軍兵学校での生活、戦後、肋膜炎を患い長期入院、4年遅れての大学進学、自尊心が傷つきノイローゼになった大学時代、生き返った禅寺での共同生活、曹洞宗に得度、師匠を裏切り8年間放浪修行、禅師となってからの夢など、自身の経験を通して、足るを知ること、グチグチ考えないこと、呼吸の大切さを紹介しました。がんを患って20年、「生きる意味」について悩み続けた禅師からの魂のメッセージ。
目次
第1章 禅に出合うまで(幼年時代のあこがれ海軍兵学校;坐禅との出合い ほか)
第2章 人生、一生修行(師匠を裏切り、八年の放浪修行;ぐうたら住職 ほか)
第3章 足るを知る(「足す」から「足る」へ;考えるから悩みが生まれる ほか)
第4章 考えない(猫は悩まない;愚痴をグチらない ほか)
第5章 「命の呼吸」をする(生きる力を養う坐禅;命の呼吸はお釈迦さまから ほか)
著者等紹介
板橋興宗[イタバシコウシュウ]
1927(昭和2)年宮城県生まれ。海軍兵学校76期。東北大学卒業。1953(昭和28)年、渡辺玄宗(わたなべ・げんしゅう)禅師について禅門に入る。その後8年間、井上義衍(いのうえ・ぎえん)老師に参禅し、修行する。福井県武生市・瑞洞院住職、石川県金沢市・大乘寺住職などを歴任し、1998(平成10)年、神奈川県横浜市・大本山總持寺貫首、曹洞宗管長に就任。2002(平成14)年、貫首、管長の公職を辞し、石川県輪島市・總持寺祖院住職を経て、現在、福井県越前市・御誕生寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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