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角川SSC新書
考える野球

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  • サイズ 新書判/ページ数 180p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315464
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

才能があってもプロの世界で成功できない者がある。一方、そこそこの才能なのに一流に育つ者もいる。何故、こうしたことが起きるのか!?野村野球論の集大成。

目次

第1章 考える力が一流を生む(プロで通用するか通用しないか;徹底することで一流になれる ほか)
第2章 野村野球の原点にあるもの(打率2割5分を3割にするためのプラスα;無くて七癖の助け ほか)
第3章 リーダーとなる者の考え方(会心の采配となったプレーオフ;奇襲、奇策ができる落合監督 ほか)
第4章 一流のチームを作る難しさ(阪神フロントとの攻防;阪神久万オーナーとの会談 ほか)
第5章 プロ野球界を考える(オールスターにみるプロ野球の誇り;江夏の「10」連続三振 ほか)
巻末付録 野村克也・団野村「往復書簡」(野球があったから、野村家があった;プロ野球に代理人は必要なのか? ほか)

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。1954年、京都府立峰山高校を卒業し、プロ野球南海ホークスに入団。以降、ロッテ、西武へと移籍し80年に引退。現役時代は一貫してキャッチャーとして活躍。65年に三冠王を獲得したほか、本塁打王9回、打点王7回など獲得タイトルは多数に及ぶ。南海では70年からプレーイングマネジャーとして監督とキャッチャーを兼務し、73年にパ・リーグ優勝。90年にヤクルト監督に就任し、9年間でセ・リーグ優勝4回、日本一3回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひなっとぉ

29
80点…プロ野球選手も読んでいるという、野村本を初めて読んでみました。自分が野球が好きなせいもあるかもしれないけれど、とっても読みやすいですね。色んなエピソードを交えて語られる野村氏の野球論は時に厳しいこともあるが、どれもウーンと考えさせられる内容でした。今年2000本安打を達成した稲葉、宮本の話はなかなか興味深かったです。ぜひ他の著書も手に取ってみたいですね。2012/07/28

Kaz

14
野村本は毎回よく似た内容なので、すらすら読めて頭にも入ってくるが、新鮮味は薄い。しかし今回は、巻末に団野村とのやりとりがあり、こちらは新鮮。2014/07/04

nutts

10
ノムさん回顧録だから、何を読んでも中身が似るのはご愛嬌。古き良きエピソードの脚色が削がれ、味気なくなったと取るか、簡潔になったと取るか。目新しい点は、現場を離れてからのプロ野球を評する視点で、落合監督評は興味深い。昨今のプロ野球が、資産の切り売りによる縮小均衡に陥っていることをお嘆きで、特にプロの監督を育成する仕組みがない点は頷ける。商品を売る方ばかりが洗練され、育てて作る方が疎かになるとどうなるか。割とよく見かける話なのだが、村の中では気づかないのもまた、よくある話か。2011/06/28

Kaz

8
再読。いつも書いているが、野村本は、同じ内容の繰り返しなので、再読でも新刊でも違いはあまりなく、安心してすらすら読めるし、何の抵抗もなく頭に入ってくる。なのに、何も残らない。宗教のようなもの。2019/06/13

hinako

6
ほかの本を読んだので再読。面白かった。おかしいな、「私の教え子ベストナイン」も読みたいのにどこになったんだろうか・・・。2017/03/05

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