内容説明
高血圧の治療では血圧は下げれば下げるほどいいといわれているが、薬で血圧が下がりすぎることの危険性を知っている患者さんや医師は果してどれだけいるのだろうか。日本では、学会で決められたガイドラインにそって、薬を使って厳しく血圧コントロールしていくことが常識とされているが、世界では、薬を使った厳しい血圧コントロールは命を縮めることもあるという研究が発表されている。いったい何が正しいのか、どんな治療をすればいいのか。高血圧治療の問題点と正しい情報をていねいに説き明かした一冊。
目次
序章 高血圧治療、私はこうしている
第1章 なぜ起きる?高血圧
第2章 高血圧であることはなぜ悪いのですか
第3章 心臓を守り、血管を守る高血圧治療
第4章 ゆるやかな、体にやさしい高血圧治療
第5章 塩を減らして血圧を下げる
第6章 血圧を下げる健康生活
著者等紹介
岡本卓[オカモトタカシ]
1960年京都府生まれ。医師。医学博士。85年東京大学医学部卒業後、東大病院第三内科、自治医大病院などを経て、91年東京大学医学部第四内科助手に。92年より博士研究員としてハーバード大学医学部へ。95年に同大医学部講師。97年クリーブランドクリニック財団ラーナー研究所助教授(インストラクター)就任。同年、オハイオ州立大学助教授兼任。99年理化学研究所脳科学研究センターチームリーダー就任。2001年K&Iオホーツク海病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kazu4
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