角川SSC新書
「江」―浅井三姉妹と三人の天下人

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047315396
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

内容説明

織田信長の姪で、豊臣秀吉の養女、そして徳川家康の息子・秀忠に嫁ぎ、3代将軍家光の母となり、さらに後水尾天皇の義母にもなるのが「江」である。近江の武将浅井長政とお市の下に三姉妹の三女として生まれた江ほど、戦国末期の天下統一と江戸黎明期を間近で見つめた女性はいないであろう。伯父である信長に浅井家をつぶされた後、やがて浅井の血で頂点をとる人生の巡り合せ。2人の姉・茶々と初と共に紡いた浅井三姉妹の物語を、近江(滋賀県)在住の著者が地元に残された資料をもとに読み解いていく。

目次

第1章 理想の夫婦、父浅井長政と母お市の方
第2章 二度の落城、織田信長との戦い
第3章 二度の結婚と、天下人秀吉とのかかわり
第4章 次代の天下人徳川家への嫁入り
第5章 豊臣と徳川
第6章 徳川将軍家の人間として

著者等紹介

畑裕子[ハタユウコ]
作家。京都府生まれ。奈良女子大学文学部国文科卒業。公立学校で国語教師を11年務めたのち、作家業に転身。『天上の鼓』などで滋賀県文化芸術祭賞。『面・変幻』で第5回朝日新人文学賞、『姥が宿』で第41回地上文学賞、滋賀県文化奨励賞を受賞。滋賀県蒲生郡在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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