内容説明
幕末から明治維新にかけて江戸で起こった事件に注目。その事件にまつわる人物の足跡をたどりながら、史跡や所縁の地を巡る。切絵図と現代地図を手に歴史を変えたあの日を歩く10コース。
目次
1 黒船への予兆―門前仲町から蔵前へ 伊能忠敬と歩く
2 龍馬、お台場に立つ―旧東海道品川宿 坂本龍馬と歩く
3 志士、獄に就く―小伝馬町から神田明神へ 吉田松陰の思いと歩く
4 三月三日雪の朝―愛宕山から桜田門へ 水戸浪士と歩く
5 皇女の涙―皇居一周 江戸城の城門を歩く
6 西郷の挑発 薩摩御用盗―三田から麻布十番へ 西郷隆盛と歩く
7 新撰組 結成と瓦解―飯田橋から白山、板橋へ 近藤勇と歩く
8 交渉人 勝海舟―御徒町から向島へ 若き日の勝海舟と歩く
9 彰義隊散華―上野広小路から千駄木へ 彰義隊と歩く
10 江戸から東京へ―新橋から浜離宮、築地へ 文明開化を歩く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶさん
1
単に幕末の史跡を紹介して歩いて回るのではなく、それぞれのエピソード(たとえば勝海舟、彰義隊)について説明してから街に出かける。書物としても楽しく読むことができた。2021/04/25
カツ
1
切り絵図と現代の地図を見比べるのもなかなか楽しい。あと、各項目毎の広重の挿絵も良い。2018/04/30
みつき2
0
幕末に発行された切絵図と現代の地図を見開きで並べていて、見比べができてイイ!2012/03/03
犀門
0
#023★★★☆☆次回の散策コースの候補を幾つか発見。これが高じると手元に古地図が欲しくなるだろな。2011/03/28
いちはじめ
0
東京史跡巡りのガイドてブックとしては良いと思うが、歴史の解説部分は無批判に俗説を紹介している面もあって、やや不満が残る2010/07/07




