内容説明
双子ができる確率は200の妊娠に1回?胃が痛いときには牛乳を飲む?突き指をしたときには、まず指を引っ張るのが正しい?薬はお茶で飲んではいけない?50年前の人よりも体温が1度も低下した?暗いところで読書すると目が悪くなる?コーヒーを1日3杯以上飲んでいる人は、大腸がんになりにくい?柿は二日酔いに効く?薬指の長い男性は交通違反をしやすい?今まで信じていた常識が覆される。
目次
第1章 さまざまな思い込み医学常識
第2章 食べもの・飲みものに関する思い込み医学常識
第3章 妊婦・子供に関する思い込み医学常識
第4章 薬に関する思い込み医学常識
第5章 風邪やインフルエンザに関する思い込み医学常識
第6章 脳に関する思い込み医学常識
第7章 病院に関する思い込み医学常識
著者等紹介
森田豊[モリタユタカ]
1963年東京都生まれ。88年秋田大学医学部卒業。95年東京大学大学院医学系研究科修了。96年東京大学医学部附属病院助手を務め、97年ハーバード大学医学部専任講師。2000年埼玉県立がんセンター医長。04年板橋中央総合病院部長となり、現在、現役医師、医療ジャーナリストとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等のメディアで活動中。さまざまな病気の概説や、医療に関する種々の問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユウユウ
34
1項目1〜2ページなので読みやすい。医療系雑学。2016/11/23
カッパ
18
一応、もと、医療職だったこもあり知らないことはすくなかった。良かった。巷には迷信や根拠がないのに信じられてることは意外に多いんですよ。たまには根拠をうたがってみることをおすすめします。2017/12/20
和草(にこぐさ)
8
QandA方式で、的確な答えでわかりやすく書いてあり、それに付随する内容もあり、なる程~と思うことがあり、仕事柄、役に立つ内容でした。2014/08/15
Humbaba
5
世間で言われていることも、全てが正しいというわけではない。正しいこともあれば、間違っていることもある。それらは経験から得られた知識かも知れないのだが、時代によって何が正しいかは変わってくる。理屈を知った上で判断できるようになれば、無駄なコストを払ったり、貴重な時間を浪費したりしなくてすむ。2016/09/28
Humbaba
5
科学技術は日進月歩で進化しており,それにともなって医療知識も様々面で進歩している.かつてはなんの裏付けもない言い伝えだったものが,科学的に答えを出せるようになりつつ在る.ただし,聞くか効かないかというのは個人の精神に作用される部分もお大きく,ある人に効果があったからといって,他の人にも効くことが保証されるわけではない.2012/11/27