角川SSC新書
民主党政治の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315112
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0295

内容説明

何かが違う。政権交代したまではよかったが、なぜ民主党政権は「言っていることとやっていることが違う」のか。マニフェストでうたった「官僚依存からの脱却」は“絵に描いた餅”。このままでは役人天国の大きな政府が誕生し、国民には大増税への道が待っている。元行政改革担当大臣として、霞が関の既得権益に真正面から立ち向かった「みんなの党」代表の著者が、国家戦略のビジョンすら国民に提示できない民主党政治に審判を下す。そして、国民の一番関心の高い景気回復、成長戦略の具体案を大提言する。

目次

プロローグ 「2010年こそ、ニッポン政治の正念場」
第1章 政権交代後の民主党の実態
第2章 これでいいのか?民主党!
第3章 官僚主導の政治体制を崩し、政治主導へと転換せよ!
第4章 だから公務員制度改革が必要なんだ!
第5章 「みんなの党」の役割
第6章 われわれは日本に必要な成長戦略を持っている!
エピローグ 「Your Party」としての役割

著者等紹介

渡辺喜美[ワタナベヨシミ]
みんなの党代表。衆議院議員。1952年、栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部、中央大学法学部卒業。故・渡辺美智雄秘書等を経て、1996年に衆議院議員初当選。2006年末、安倍晋三首相(当時)に突破力を買われ、行政改革・規制改革担当大臣となり、天下り根絶を目指した国家公務員法改正を行った。2007年8月には金融・行政改革担当大臣になり、国家公務員制度改革基本法をまとめ上げた。2009年1月、自民党を離党。同月、脱官僚・地域主権・生活重視の国民運動体「日本の夜明け」、同年8月、新党「みんなの党」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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denz

4
日銀法改正とか、民主党の政策内容は必然的に大増税が不可避であるとか、政策的には良いのだが、何とも魅力がない。それはこの著作にも表れており、流し読みという結果に。しかし、この時期には仙石さんとか管さんが民主党内の改革勢力として扱われており、その後、この二人が増税勢力として旗を振ったことを考えると、内部にいても分からんものなんだな、と感慨。2012/10/20

KJ

3
政治を動かす上で必要なものは何か。考えるにそれは、理念と戦略と実行力だろう。そして実行力の裏付けとなるものが、政治の世界では「数」ということになる。理念という点では、民主党とみんなの党とでは共通部分もある。目指すべき理念があり、裏付けとなる数も手にした民主党に欠けていたものが、戦略なのだろう。戦略が脆弱なままで数の獲得に走ったがために、理念の実現には至らなかった。みんなの党には、一貫した理念のと戦略がある。確かに数は必要だ。ただ理念より数を優先した瞬間に、政治家の言葉から光は消えていくことになるのだろう。2012/12/17

glaciers courtesy

3
「みんなの党」、結構気になっているんだよな。ということで購入。内容的には良いことを言っていると思うし、情熱も感じられる。しかし、いかんせん同じことの繰り返しが多すぎるし、永田町独特の感覚で書かれているとも思う。「霞ヶ関のメガトン級の抵抗」と言われてもなぁ。もっと具体的に書けないのかな?政策論議ももっと図表を用いて説明しないと、なかなか判りづらい。それでも期待はしております。2010/01/28

ふぇるけん

2
みんなの党には、次回の参院選でひとつの勢力としてのポジションを得てもらえれば、今後の政治も少しは面白くなりそうです。2010/06/17

Humbaba

2
民主党は選挙前にいっていたことと、実際にやっていることとが異なっている。政権交代を掲げて与党になったまでは良かったものの、それからは官僚に操られて迷走している。日本の政治を正すためには、みんなの党が尽力するしかない、らしい。2010/02/28

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